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明らかに第一波と第二波が見て取れ、現在は第二波が減少傾向に転じ、ピークの半分ぐらいまで下がったところです。どこまで下がるが分からないが、どこかで減少傾向が止まり、低位安定状態になると思われます
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様々なニュースが流れているので特に必要もないかと思いましたが、自分で確認しました。使ったデータは、毎日の朝刊に掲載されている「国内の新型コロナウィルス感染者」を蓄積したものです。
【添付図・上2つ】
都道府県の合計を「全国」とした、3/28から9/8にかけての推移データです。「検疫官ら」「長崎クルーズ船」「チャーター」「クルーズ」は含んでいません。左は、毎日の増加数の推移、右は一週間の移動平均です。日曜日の影響が消えるので、スムーズな曲線になっています。
明らかに第一波と第二波が見て取れ、現在は第二波が減少傾向に転じ、ピークの半分ぐらいまで下がったところです。どこまで下がるが分からないが、どこかで減少傾向が止まり、低位安定状態になると思われます。ゼロらはならないでしょう。それが「withコロナ」の基準になります。
第一波の下降は緊急事態宣言によるものだろうが、第二波はそのような宣言がないのに下がり始めました。おそらく、「第二波に恐れおののいて」の自粛効果だと思います。冬になってインフルエンザが重なってどうなるかだが、コロナの予防はインフルエンザ予防にも通じるので、影響は小さいのではないでしょうか。ただ、見分けるのが難しくて、混乱は起きそうです。
【添付図・下6つ】
東京都、愛知県、大阪府、兵庫県、福岡県、沖縄県のコロナウィルス感染者増加の推移です。期間は同じ、縦軸のスケールも0~500に揃えています。高さは違うけれど、大まかなパターンは同じです。
詳細に見ると、東京都、大阪府、兵庫県は、第二波の高さは第一波の倍程度です。愛知県、福岡県、沖縄県は、第一波が低い一方、第二波は第一波の数倍の高さになっています。第一波が低かったため自粛力が低く第二波を大きくしてしまった。そこで「第二波に恐れおののき」、自粛効果が表れて、減少傾向に転じたのでしょう。
ゼロにはならないものの下がったレベルを維持しながら、Withコロナで経済活動を回復する段階にどう移っていくのか、がこれからの課題になるでしょう。
<データ出典>
国内の新型コロナウィルス感染者
産経新聞(2020/03/29~09/09)
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