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(K1242) 介護ベッド、隙間に注意 高齢者の事故増加、死亡も <介護>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/09/k1242.html
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神社本庁の信者は、氏子を基本とし、これに崇敬者を加えて算出される。仏教寺院の圧倒的多くはいわゆる菩提寺であり、その信者数は檀家として世帯数で把握されている。信者数は檀家数から推計されることになる
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まず2億超の内訳を見てみると、神道系 1億 582万 4,798人、仏教系 8,954万 834人、キリスト教系 214万 3,710人、諸教 908万 6,268人となっている。
きわめて大雑把にいえば、神道系が 1億、仏教系が 1億となっていて、これが 2億超の主因であるといってよい。この先は、神道系と仏教系とについて考察をすすめる
(1)
神道系
神道系 1億 582万 4,798人 のうち、実は、神社本庁の信者が9,579万1,474人、神社本庁をはじめとする神社神道系の信者が 9,621万 333人 であり、その他のうちの多くは教派神道のそれをはじめとして組織宗教およびその延長線上にあるものの信者として考えることができる。
神社神道系、なかでも神社本庁の信者は、氏子を基本とし、これに崇敬者を加えて算出される。氏子とは、広義には、氏子区域に住む住民すべてを指し、崇敬者とは、氏子区域外の住民でその神社にたいして崇敬の念をもつ人々、もしくは氏子区域をもたない神社に崇敬の念をもつ人々である。
例えば教派神道に分類されるある教団の信者として、あるいは神道系の単立の宗教法人の信者として数えられながら、神社神道のある神社の氏子あるいは崇敬者として二重に数えられている人もある可能性があり、さらには神社本庁のなかでも氏子としてかつ崇敬者として複数回数えられている人もあろう。また、初詣の参詣者数を信者数としてそのまま報告している神社もあるという。
(2) 仏教系
仏教寺院の圧倒的多くはいわゆる菩提寺であり、その信者数は檀家として世帯数で把握されている。信者数は檀家数から推計されることになる。
都市に流入した人間 (およびその子孫 )の、 … 圧倒的に多のひとは、最終的には田合のお墓に納まるか、さもなくば新たにその都市 (あるいはその近郊)においてお墓を買うなどして新たな檀家となるという状況が見られる。伝統的な檀家制度は崩壊しつつあっても、お墓があってそこに納まり、残された人は墓参するというありよう自体はいまだに日本人全体に共通しているといえよう。
霊園事業の母体の多くは仏教系の宗教法人であり、そこにお墓を買い定期的に基参する人々は信者の意識はもっておらずとも、宗教法人の側では彼らを自らの信者に数えよう( 墓そのものは公営の霊園等にあっても、本人、家族、遺族らがその附近の寺院等のあらたな檀信徒となる例も多い)。
また、『宗教年鑑』の「仏教系」には、仏教系のいわゆる新宗教も含まれている。 … 亡くなればその菩提寺にてお葬式をあげる。したがって、「仏教系」のなかで二重に数えられている可能性がある。
続く
<出典>
渡辺浩希、日本の宗教人口 -2億 と2-3割 の怪の解一
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