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(K1216) 人の価値(新現役編)(b1) <定年後>
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この投稿は、上記のブログ「組織ブログ」と対になっています。もう一つには、「新現役編」と書いてあるが、現役を終わっても(仕事をリタイアしても)、引退はしていない(有償の仕事とは限らない)という意味です。
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「人の価値も、企業価値と同様の公式で評価できる」と野口氏。「利益を生み出す力」は、企業価値を算出する公式だ。それを使うことで、人の価値(金額)も算定できる。ここで、利益とは何か、ということが大切だ
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「人の価値も、企業価値と同様の公式で評価できる」。野口氏はそれら(企業価値)を算出する公式に使う「利益を生み出す力」を使うことで、人の価値(金額)も算定できるという。
ここで、利益とは何か、ということが大切で、三つの言い方をしています。
(1) 象徴的なのは営業部門だが、野口氏は「目先のノルマを達成するために強引な営業をするのではなく、中・長期的な視点でクライアントと信頼関係を築く方が真の利益になる」と語る。
(2) また、総務やシステムといった直接利益を生み出さない部門でも「『どうすれば業務を効率化できるか』を考え続けることが重要で、それがコスト削減を通じて会社の利益につながり、自分の成長にもなる」という。
(3) 野口氏は、人事や上司の目を気にすることなく、「自分の持ち場で『何をすれば組織の価値を高められるか』に集中して仕事をすることが重要だ」と強調する。
企業における人の価値を「組織の価値を真に高める」で評価しようとしています。ここでは、人の価値と企業の価値は矛盾せず、同じ公式で評価できることになります。そして、短期利益だけでなく、「組織の価値を真に高める」という評価ができる企業の価値は高いことになります。
さらに、この考え方で企業において活躍できた人は、引退後も活躍できる、言い換えれれば、このように評価する「人の価値」は、在職中も引退後も、本質は変わらないことになります。
<出典>
真の実力つけ有意義な人生を 企業価値評価の専門家提言
【100歳時代プロジェクト】 産経新聞(2020/08/28)
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