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2020年8月22日土曜日

(2069)  朝の詩_(31)優しさ・(32)どっしりと



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(K1210)  動きの衰え・その不安 <体の健康>
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☆☆
うまくいかなくて、どうしようもなくなったとき、どのように抜け出したか。優しさは強さ、(世間の目じゃなくて)自分の目で見ること、(やるべき事はやった)どっしりと。それぞれ自分の体験から出た詩(ウタ)
☆☆
 
(A) 優しさ
(B) どっしりと
 
 
朝の詩
===== 引用(A) はじめ
 優しさ
  相模原市中央区
  笹垣 悦子 84
 
大阪で傷心を隠して
うつむいていた中年の
私に讃岐生まれの
夫は言った
世間がなんぼのものや
世間の目じゃなくて
自分の目で見ることや
世間は俺らを
食わしてくれへんで
優しさは強さであると
私は夫から教えられた
あれから二十七年
年上女房は大切にされ
楽しい毎日を過ごす
 
(選者 八木幹夫)
===== 引用(A) おわり
産経新聞 (2020/06/05)
 
 
朝の詩
===== 引用(B) はじめ
 どっしりと
  埼玉県ふじみ野市
  坂見 真弓 52
 
これ以上考えても
どうしようもない事が
私の心を
右に左に激しく転がす
体がゆがんでしまう程
 
やるべき事はやった
塩はふった
あとは
どっしりと
漬物石に乗っかられ
邪念な水分を押し出し
おいしい
漬物心になりたい
 
(選者 八木幹夫)
===== 引用(B) おわり
産経新聞 (2020/07/27)
 
<添付>
「“人の目を気にする”の人の目は誰の目か。 」のお話。



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