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2020年8月27日木曜日

(2073)  韓国から「学ぶ」べきこと



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韓国の振る舞いから、日本は「学ぶ」べきことが多くある。もちろん「良いことだから真似をする」という、学び方ではない。そういう意味で日本は「学び方」が全然足りない。韓国が何をするか、それは何を意味するか
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 韓国の動きは、腹立たしいことばかりです。「慰安婦問題」「徴用工問題」、いずれも、私の見解では、そもそも「問題」とすべきものではないことを、取り上げている。反省すべきことがあれば反省するのは必要なことだが、韓国のしていることは、そのようなレベルではありません。
 つい最近では、日本製産業用バルブにかけていた反ダンピング(不当廉売)課税問題。それ自体ケシカランことだと思うが、韓国がWTOで敗訴してからの対応がひどい。言語道断だと思うが、日本の政府はさして抗議しないし、野党はまったく取り上げようともしない。日本の国益に無関心な政治家ばかりで、日本はどうなっていくのだろうか。
例えば、韓国、産業用バルブ課税を撤廃 日本「是正勧告の誠実な履行といえず、遺憾」

 それは、さておき、新聞の見出しをみて、驚きました。

 「文政権、強まる中国傾斜」(添付)。えっ??? THAAD(地上配備型ミサイル迎撃システム)配備問題で、あれだけコテンパンに苛め抜かれ、屈辱を味わった韓国が何故、「中国傾斜」するのでしょか???
例えば、「中国に「降伏文書」を差し出した韓国」

 私が思うには、韓国は歴史的にずっと中国に苛め抜かれ、反抗するとさらにひどい「懲罰」を受けるという「現実」を、心底から受け入れてしまっている。だから、中国からどんな仕打ちをうけても黙って受け入れ、それだけでなく「中国傾斜」までします。

 対して、日本は、口では厳しそうなことを言いながら、優しいものです。「優しい日本だから日本に傾斜する」ということは全くなく、安心して、ダダをこね、傍若無人に振る舞っています。「周辺国からの理解が重要になってくると思われますが…十分に理解を得る状況ではないように思われます」と質問をする新聞記者がいる日本。そんなことをしていては、日韓関係はますます悪くなっていきます。韓国に「日本傾斜」させる方法は、中国から学ばねばなりません。

 「人の嫌がることを言ってはいけません」というのは、日本の美徳だろうが、それが通じないのが世界。ソ連も中国も北朝鮮も韓国もそしてアメリカも、日本に対して「人の嫌がることを言ってはいけません」なんて対応は、全くしていません。

 韓国の振る舞いから、日本は「学ぶ」べきことが多くあります。もちろん「良いことだから真似をする」という、学び方ではありません。中国に媚びを売りましょうではなく、その逆です。中国はとても賢く良く考えているので、中国の言うことに耳を傾け、その逆をすれば日本の国益を守れます。そういう意味で、日本は「学び方」が全然足りないと思います。
 野党も、ちゃんと学んで自民党に正論を物申せば、支持も増えると思うのですが、そのようなそぶりもありません。数合わせの算数に、今は必死のようです。


<出典>
文政権、強まる中国傾斜
産経新聞(2020/08/23)




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