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(K1198) 「カリフォルニアから来た娘症候群」 / 「事前指示書」提示されて(2) <リビング・ウィル>
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昔の日本の家庭では、夫は外で仕事をしているだけ、妻は家事や子育てに専念すればよかったのです。ところがもちろん、現在ではそうはいきません。そうはいっても、家事や子育ては女に向いている行為なのです
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● 家事・育児
A)
ここが違う
男: 男はモノタスク
女: 女はマルチタスク
B)
夫婦で協力して家事をするには
男から女へ: 僕は何をすればいいかな?
女から男へ: 〇〇を△△にしたいから、××してくれる?
【展開】
たとえば、洗濯機を回しながら朝食をつくり、子どもが元気よく、ちゃんと食べているか観察して、夫に忘れ物がないか確認し、横目でニュース番組を見る…というような、お母さんか普通に行っている作業は、脳が「マルチタスク」だからこそできること。右脳と左脳の連結が弱い「モノタスク」な男性の脳では、とうてい対応できません。
家事が女性の領域であることには変わりがないので、夫が妻のやり方、進め方に合わせるのが基本ルール。肝心なのは、夫側の合わせ方、妻側の指示の出し方です。
A)
ここが違う
男: 男はモノタスク
モノタスクの夫は本質的に気がきかない自分の特性を認識して、何かできることはない?」と妻に指示を仰仰ぐこと。やり方がわからなければ取りかかる前に
「どうすればいい?」と具体的な進め方を聞きましよう。
ここで注意したいのは、男性は「手伝ってあけるよ」なとと上から目線で家事に取り組まないということ。この「手伝う」というひとことさえ言わなければ、どれだけ多くの家庭が平和に包まれることかー
女: 女はマルチタスク
夫は「ケースバイケースで」「臨機応変に」対応するというような気のきいたことはできません。夫に家事を頼む場合は、「何をどのように進めればよいか」彼らが具体的にイメージできるように伝えましょう。
で、実際に夫が家事を終えたら、「すごく助かった! 本当にありがとう。やっばりお願いしてよかった」と、出来がどうであれ大げさにほめることが大切です。
「私は出勤時間が早いから、ゴミ出しはあなたの担当ね。その代わり、洗濯は夜のうちにやっておくから」など、夫が家事をすべき合理的な理由を示しましよう。「あなたもやってよ!」と怒るのではなく、夫に響きやすい言葉を選ぶことが肝心です
B)
夫婦で協力して家事をするには
男から女へ: 僕は何をすればいいかな?
仕事で上司に「何かやることありますか?」と指示を仰ぐように、すすんで仕事を探しに行きます。妻には家事のこだわり・ルールがあるので、それを尊重。上級者になったら「これやっといたから」もOK。
女から男へ: 〇〇を△△にしたいから、××してくれる?
子どものお手伝いと思って、丁寧に言い含めます。もちろんうまくいったら「助かる!」と褒めちぎります。「もっとこうして欲しい」というと、「じゃあ、自分でやれば?」と拗ねられるので要注意。
<出典>
五百田達成、『察しない男、説明しない女』、No.23
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