◆ 最新投稿情報
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(K1219) コロナ危機の中で楽観的に生きる法 / なぜ人の悪口を言う人は、死亡リスクがたかいのか(6・最終回) <長寿>
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1965年に実際にロンドンで発生したペストに関する見聞を記録。危機に立ち向かう個人の感情・思考だけでなく、危機における行政のあり方や、人間同士の関係のあり方についても、多角的な示唆を与えてくれる
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「100分de名著」 デフォー『ペストの記憶』が、9月7日(月)から始まります。Eテレ。
放映は、 月曜日 午後 10:25~10:50
再放送は、 水曜日 午前 05:30~05:55
及び 午後 00:00~00:25
講師は、武田将明(英文学者、東京大学准教授)
<全4回のシリーズ> いずれも9月
【はじめに】 パンデミックと記録文学
第1回 7日放送/ 9日再放送
タイトル: パンデミックにどう向き合うか?
第2回 14日放送/ 16日再放送
タイトル: 生命か、生計か? 究極の選択
第3回 21日放送/ 23日再放送
タイトル: 管理会社 vs 市民の自由
第4回 28日放送/ 30日再放送
タイトル: 記録すること、記憶すること
【はじめに】 パンデミックと記録文学
いま私たちが『ペストの記憶』を読むに当たっては、当然ながら、2020年に世界を席巻した新型コロナウイルスとの関係に思いを馳せないわけにはいきません。しかし、せっかく読むのであれば、パンデミックという異常事態に置かれた人間の生々しい姿を『ペストの記憶』から取り出し、十七世紀のロンドンの人々のうちに人間の本質を読んでみたい。
本講では、第1回で個人の内面、第2回で市民生活、第3回で市民と行政、第4回で危機を記録することの意義を考えることで、「ペストの記憶』の持つ多面性を解き明かしていきます。
<出典>
武田将明(2020/9)、デフォー『ペストの記憶』、100分de名著、NHKテキスト(NHK出版)