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2020年4月22日水曜日

(1947)  誇れる生き方を選べば、心が元気になれる(山本一力)

 
◆ 最新投稿情報
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(K1088)  長寿の秘訣は「友人」「家事」 <長寿>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/04/k1088.html
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コロナウイルスの感染が広がりゆくという現象は、とてもしんどい。けれど、自分に誇りを覚える生き方を選んでいけば、心は元気ななれるんじゃないか。自分の根っこにある道義心を、いまこそ信じて。江戸時代に学ぶ
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 江戸時代の商人は、災害が起きたら普段よりも値引きしてものを売った。
===== 引用はじめ
 … 江戸の街は、大水や大火、疫病などに度々見舞われた。今よりもずっと自然災害や疫病に弱かった時代だ。

 だから江戸時代の商人は、災害が起きたら普段よりも値引きしてものを売った。いつもは8文だけれども4文でいいよ、と。当座のものをみんなが買えるように。
===== 引用おわり
 
 打ちこわしがあったとき、お上はある程度民衆が鎮まるまで静観した
===== 引用はじめ
 江戸にも米屋が蔵に米をため込んだりと、物資を独占する輩はいた。が、後に民衆の打ちこわしがあった。そんなとき、お上はある程度民衆が鎮まるまで静観した。なぜなら米はみんなのものだからだ。それはある意味、道義に照らしたふるまいだった。
===== 引用おわり
 
 1杯だけの牛丼
===== 引用はじめ
 9年前、東日本大震災が発生した夜、自宅近くの牛丼屋で目にした母子3人が、今も忘れられない。牛丼を1つだけ買って、「これはお父さんの分。後の人が買えなくなるからね」と母親が子供に言い聞かせてた。
===== 引用おわり
 
 自分に誇りを覚える生き方を選んでいけば、心は元気ななれるんじゃないか
===== 引用はじめ
 コロナウイルスの感染が広がりゆくという現象は、とてもしんどい。けれど、自分に誇りを覚える生き方を選んでいけば、心は元気ななれるんじゃないか。自分の根っこにある道義心を、いまこそ信じて。
===== 引用おわり
 


 以下、蛇足。
===== 引用はじめ
加古川市内のあるパチンコ店では、開店前から入場整理券を求める人の行列ができる。午後には駐車場が8割近く埋まり、神戸ナンバーの車も目立つ。常連という70代男性は「車は普段よりも倍近くあるかな」。明石市から訪れた20代のアルバイト男性は「近くの店は全部閉まり、仕方なく遠出してきた」と明かす。
===== 引用おわり
https://www.kobe-np.co.jp/news/sougou/202004/0013284973.shtml
 「誇れる生き方を選ばない人」が、1%にも満たないだろうが、存在する。その人たちが社会全体にとんでもない害悪をなす可能性があるが、今の法律では、それを止められない。道義の通じない人がいることも、事実。
 
 
<出典>
山本一力、日本人は自らを律することができる
産経新聞(2020/04/06)

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