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(K1082) 摂食嚥下の認定言語聴覚士 … 胃婁を避けるための心強い味方 <介護>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/04/k1082.html
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この時代のイタリアでは、子どもも重要な労働力。子どもたちは、大人の5分の1の賃金で、大人と同じ1日15日時間以上働くのが普通だった。「ぼくは働くために生まれてきたんじゃない」は、切実な叫びだった☆☆
第3回 20日放送/ 22日再放送
タイトル: 子どもをめぐる労働と不条理
【テキストの項目】
(1) 心優しいイルカと蒸気機関車
(2) 働きバチの村
(3) ぼくは働くために生まれてきたんじゃない
(4) 人間になりたいという気持ちの芽生え
(5) 教科書を投げつける大喧嘩
(6) 三たび鼻が伸びる
(7) 自立への一歩?
【展開】
(1) 心優しいイルカと蒸気機関車
ジェッペットを助けようと岩場から荒れくるう海に飛び込んだピノッキオは、一晩中泳いで、ある島にたどり着きました。出会ったイルカに父の小舟の消息を聞くと、「あのおそろしいサメに呑みこまれているでしょう。私たちの海に、破滅と破壊をまき散らしています」そのサメの大きさといったら「五階建てのビルより大き」く、口は「蒸気機関車がまるごと楽に通れるくらい」のサイズだとイルカは続けます。蒸気機関車という産業革命を加速させる「鉄の文明」、その得体の知れなさ、圧倒的な動力、それゆえにかき立てられる恐怖が、この一見大仰とも映る比喩に表れているようにみえます。
ピノッキオは、イルカから食事のできる村を教えてもらい、向かいます。
(2) 働きバチの村
ピノッキオはイルカに教えてもらった村にようやくたどり着きました。その村の名は《働きバチ》の村。誰もがせっせと働いていて、サボっている人がひとりもいないという村です。
お腹がすいたピノッキオは、通りがかった人に1ソルド恵んでくださいと頼みます。「この荷車を引いてくれたら1ソルドと言わず4ソルドやる」と、石炭を積んだ荷車を引く男が言いました。するとピノッキオは、仕事をするなんてとんでもない、とその提案を断ります。
その後20人が通りかかったが、こたえはみんな同じでした。
(3) ぼくは働くために生まれてきたんじゃない
産業国家確立を急いでいたイタリアでは、子どもたちはまず労働力であり、そのあとは兵力に転じていく存在です。しかし、ピノッキオは「ぼくは、働くために生まれてきたんじゃない」という信念のもと、働こうとはしないのです。そのため、ずっと食べ物にありつけないでいました。
死んだことになっていた仙女が、墓石の前で悲しむピノッキオの心は本物だと思い、大人の女性に変身して、ピノッキオに救いの手をさしのべました。
以降は、後に書きます。
(4) 人間になりたいという気持ちの芽生え
(5) 教科書を投げつける大喧嘩(6) 三たび鼻が伸びる
(7) 自立への一歩?
<出典>
和田忠彦(2020/4)、コッローディ『ピノッキオの冒険』、100分de名著、NHKテキスト(NHK出版)
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