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(K0778) 「おくやみコーナー」好評 <遺族>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/06/k0778.html
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盛岡大付高野球部前監督・沢田真一さんは、予算がないので遠征のバスのハンドルを握り続け、監督時代の延べ走行距離は地球20周分(約80万キロ)になりました。
バスのハンドルを長年握ることで独自に編み出したのが、長時間の運転でも眠くならない方法だった。選手たちの安全のために、身に付けなければならない切実な課題だった。いろんな方法を組み合わせました。
1. 野球帽を目深にかぶり、つばを上げる
2. ずっと食べ続ける
3. 外用鎮痛消炎剤を目の下に塗る
4. コールドスプレーを頭にかける
5. 片目ずつ洗う
6. ペットボトルで生徒に私の頭をたたかせる
【展開】
1.
野球帽を目深にかぶり、つばを上げる
野球部員は帽子をかぶってます。野球帽を目深にかぶり、つばを上げると、まぶたがつり上がって眠れなくなるんです。
2.
ずっと食べ続ける
ずっと食べ続けることもやりました。部員を運転席の横に呼んで、ポテトチップスやえびせんべいを手渡してもらい、眠らないようにひたすら食べ続ける。
3.
外用鎮痛消炎剤を目の下に塗る
筋肉痛などに使う外用鎮痛消炎剤を目の下に塗ったりもしました。涙が止まらなくなって眠るどころじゃなくなりますから。
4.
コールドスプレーを頭にかける
(患部を冷やす)コールドスプレーは頭にかけました。痛くて目がさえるんです。
5.
片目ずつ洗う
高速道路のサービスエリアで小さな紙コップに水を入れ、これで片目ずつ洗うのもやりました。目がしゃきっとします。
6.
ペットボトルで生徒に私の頭をたたかせる
ペットルで生徒に私の頭をたたかせもしました。「水が半分ぐらい入ったペットボトルで生徒に私の頭をたたかせもしました。「お前、強くたたきすぎだろう」とか言いながら。車内に笑いが生まれ、選手とのコミュニケーションづくりにも一役買いました。
<出典>
遠征バスで「地球20周」【話の肖像画】盛岡大付高野球部前監督・沢田真一 (7) 産経新聞(2019/05/26)
【話の肖像画】盛岡大付高野球部前監督・沢田真一(54)(7)遠征バスで「地球20周」
https://www.sankei.com/life/news/190526/lif1905260033-n1.html
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