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2019年6月2日日曜日

(1622)  三題噺(2)(鳩・みこし・神道)

 
      最新投稿情報
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(K0763)  避けることのできない「生死の選択」(4) 投票で自殺 <臨死期>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/06/k0763-4.html
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 意図したのでないけれど、今回も鳩からスタートです。
 
(1) 

 6/1 朝、テレビのチャンネルを変えていた時、NHK『ピタゴラスイッチ』で止まった。「鳩が電線で同じ向きにとまるのは何故か?」。思い起こすと確かにそうだし、「鳩 電線」で検索すると確かにそうだ。例えば、添付写真。
http://rental-boat-takemura.blog.jp/archives/1058091673.html
 
 
 私は、良い印象をもった。みんなが同じ方向を見て、みんなが幸せになるよう、力をあわせる といったシーンを思い浮かべた。
 
 悪い印象を持つ人もいるだろう。「大切な個性が奪われていて好ましくない」「強制的に同じ向きにしたのではないか」「言葉で言わなくても忖度があったにちがいない、と思わざるをえない」「こんなことを認めていると、全体主義、ファシズムに向かってしまう」「断固、反対」 … 考えすぎかな、、、
 

(2)  みこし

 「おみこし型経営」という言葉がある。「御神輿にのったトップをミドル層の社員が支えながら経営を行っていく日本型の集団経営を指す言葉で、強いリーダーシップを発揮できるトップがいない、責任の所在が不明確、神輿を担ぐミドル層は経営全般を見渡しているわけではない等の日本的経営の問題点を意味してネガティブな文脈で使用されることが多い。」
https://www.glossary.jp/sec/management/omikoshi.php
 
 ネガティブに文脈で使用していることは、「強いリーダーシップが発揮されることが良い」という前提に立っている。私は、必ずしもそうだとは思わない。
 
 鳩が同じ向きなのは、「強いリーダーシップ」があるからではない。
 強いリーダーシップが無いのに、鳩が自ずと同じ向きになる。私は、そこに惹かれている。
 

(3)  神道

 そんなことを考えながら、Facebookを見ていたら、あった!
 
===== 引用はじめ  
【神道ドキュメンタリーDVD
 
 僅かに残る日本の心がこの豊かな日本の環境を作っている。
 思いやり、おもてなし、気遣い、真心
 これらはかつての先輩方が実践していた、【人のために生きる】
 私達が最も得意とするところである。
===== 引用おわり
Facebook 「神道の心を伝える」 530 12:36 ·
 
 「僅かに残る」という言葉が、うら悲しい。
 
 日本人には、みんなの幸せを願い、同じ方向に向かい、力をあわせる基盤があるはずだ。【人のために生きる】。それが「僅かに残る」のでは、悲しすぎる。
 


  考えたこと
 
 同じ方向に向いてこそ、力が出てくる。それが悪い事であろうはずがない。
 
 価値観を共有することで自ずと同じ方向を向く。ビジネス言葉で言うと、CSVCreating Shared Value
https://makitani.net/shimauma/creating-shared-value
 
 日本人は、その真似をする必要はない。わざわざ創らなくても、持ち合わせている。
ESVExisting Shared Value

 既に多くが失われ、僅かに残っているということであれば、
RSVRestored Shared Value

  
 強いリーダーシップは、必要ない。強いリーダーシップ無しに形成された共通(共有)価値(Shared Value)こそ強固だ。日本人には本来それがある。
 
 「神道」が良いと言おうとしているのではない(悪いとも言っていない)。その考え方の中にヒントがある、と言っています。
 

 鳩は、風上に向かってとまる。風下に向かってとまると、羽が乱れてしまうからです。
https://www.nanigoto.net/entry/2019/03/15/113928
 
 『ピタゴラスイッチ』は、【46歳児を対象にした「考え方」を育てる番組】です。私は適齢期のようです。おかげで勉強になりました。

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