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(K0773) 老人ホームの91歳孤独死(2) / 施設側からみる <介護>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/06/k0773-912.html
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法律化の必要性は認めるが、そもそも、パワハラとかいじめとか、感情が関わることに法律を持ち込むところに無理がある。グレーゾーンが現れることは必然で、だからグレーゾーンをどう扱うかを論じなければならない。
「パワハラだ」「パワハラでない」の二者択一で意見を聞いた場合の分類例(概念的だが)。
①
95%以上の人が「パワハラだ」と言う
②
68%~94%の人が「パワハラだ」と言う③ ②と④の間
④ 68%~94%の人が「パワハラでない」と言う
⑤ 95%以上の人が「パワハラでない」と言う
いろいろ議論して①なら「パワハラだ」、⑤なら「パワハラでない」と一応決めて、先に進むしかないだろう。100%を追求すると、何も決められず、止まってしまう。止まってしまう弊害もあるだろう。
いろいろ議論して、③なら「決められない」とするしかない。誰が議論するかにより、結論が逆転する可能性がある。パワハラされたという人の人権を守らねばいけないと同時に、パワハラしたと疑われている人の権利も守らなければならない。(「パワハラがあった」と言う人は不満だろうが)過去のことは不問にし、今後について話し合うしかないと思う。
②と④。「パワハラした」と言えそうだが、「パワハラした」と断言できない。パワハラしていない」と言えそうだが、「パワハラしていない」と断言できない。③よりスッキリ感がないだろう。
改善には、三つのポイントがあるだろう(②・③・④)。
A)
「パワハラした」人: 人の痛みに鈍感なのかもしれない。相手の立場に立つ想像力が弱いのかもしれない。言葉の使い方がキツイのかもしれない
B)
「パワハラされた」人: 自分の痛みに過敏なのかもしれない。被害者意識が強いのかもしれない。「パワハラした」人に、元々恐怖心があるのかもしれないC) 両者の関係: 相手に対する思い込みがあるかもしれない。元々嫌悪感が互いにあるのかもしれない。互いに上下関係の意識が強いのかもしれない
相手を責めることは一度互いに封印し、各々が自分を見直すことが必要ではないか。全体として良い方向に向かうには、これしかないと思う。
「パワハラだ」と言ってよい場合(①)は、どんどん裁判にかければよいと思う。単にパワハラをした人を罰しよう、あるいは、それでパワハラ発生を抑止しようとしているのではない。判決事例が増えることにより、パワハラかパワハラでないか基準を共有できるというメリットがある。
「パワハラでない」といってよい(⑤)が「パワハラを受けた」と主張し続ける人に対しては、「それはパワハラでない」と、よく話し合うことが大切だと思う。自分の主張を押し通したり、誰かを貶めたりしようとしているなら、それは本人にとってプラスではないだろう。また、周囲の人の自由を束縛するものであり、周りの人にとってプラスでないだろう。
もめた場合、どう考えても、皆が納得するような答えはなさそうな気がする。それでも決めて先に進まなければならない。
パワハラではない事例
===== 引用はじめ
①危険な工事現場を視察に行った新任担当者が、現場の人に「ボケーッ!何しとんねん!」と強く叱責された。出典: パワハラ防止のコツ・パワハラ事例・対策・相談・労務問題|危機管理委員会・コンサル・大阪のシーエスアール研究所
②上司と取引先に向かう途中で、取引先に提示する資料を間違えて持ってきてしまったことを上司に詫びたときに 「バカヤロー!」と怒鳴られた。
出典: パワハラ防止のコツ・パワハラ事例・対策・相談・労務問題|危機管理委員会・コンサル・大阪のシーエスアール研究所
③社内で業務時間中に同僚と長時間、世間話をしていたとき、「明日から来なくてもいいよ!」と言われた。
出典: パワハラ防止のコツ・パワハラ事例・対策・相談・労務問題|危機管理委員会・コンサル・大阪のシーエスアール研究所
===== 引用おわり
https://matome.naver.jp/odai/2143116771203032601/2143116967504401403
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