◆ 最新投稿情報
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(K0380) 将来の認知症に備える(4)相続対策と認知症 <脳の健康><高齢期の家族経済>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2018/05/k0380-4.html
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新潟市西区の市立小針小2年大桃珠生さん(7)が殺害され、自宅近くのJR越後線の線路に遺棄された事件で、死体遺棄と死体損壊の疑いで小林遼容疑者(23)が逮捕された。
珠生さんが連れ去られたとみられる付近には、防犯カメラが設置されていなかった。容疑者は近くに住んでいるので、防犯カメラがないことを承知のうえで、犯行におよんだのであろう。とするなら、防犯カメラは、少なくともその場所で犯行が行われることを抑制する、と言ってよいだろう。
しかし、世の中は、逆の方向に向かっているようだ。
===== 引用はじめ
街頭の防犯カメラにも、プライバシーの侵害と反対がある。「監視社会」になると声高に叫ぶが、むしろ「見守り社会」と考えるべきではないか。
===== 引用おわり
「防犯カメラ」=「プライバシー侵害」=「監督社会」と考えると、おかしなことになってしまう。
「防犯カメラ」+α=「監視社会」
「防犯カメラ」+β=「見守り社会」
「防犯カメラ」を設置しただけでは、「監視社会」にも「見守り社会」にもならない。αがあるから「監視社会」になってしまい、βがあるから「見守り社会」にすることができる。
二つの考え方がある
(1) 「監視社会」になっては困るので、「防犯カメラ」は設置しない
その結果「見守り社会」を作るためのチャンスを逃してもかまわない
(2) 「見守り社会」を作りたいから、「防犯カメラ」を設置する
「監視社会」にならないための方策を考え、実行していこう私は迷うことなく(2)を選ぶのだが、(1)を選ぶ人も少なからずいる。
===== 引用はじめ
「日本警察の父」と呼ばれる初代警視総監、川路利良の訓示をまとめた「警察手帳」にこう書かれている。「いつの世でも、凶悪な連中は決していなくはならない。すべての人間の心の中から凶悪な心をなくしてしまうのはむずかしい。ただ、警察の手と眼とによって、これらを抑制するだけである」===== 引用おわり
防犯カメラは、強力な「警察の眼」になりえる。
<出典>
「湊町365」 産経新聞(2018/05/14 夕刊)(添付写真は、インターネットで検索したもの)
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