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=====(K0070) 支援するにあたっての心得(ストレス・PTSD) / 「生きづらさの中を生きる」(4-3) <心の健康>
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現在、大学・短大進学率は5割を超え、若者の多くが大学で過ごすようになっている。若者たちは、大学のキャンパスでどのような生活を送り、どのように知識や技術や価値観を学び、これからの社会を担う一員として育っているのか。その現代の実態を、大学生調査のデータやインタビューから明らかにする。
【目次】 第11章 大学生のキャンパスライフ
0. はじめに
1. 日本の高等教育の量的変遷
2. 大学生の大学生活への意義づけ
3. キャンパスライフの歴史
4. 大学生の社会化モデル
5. 大学生活の重点の変化
6. 学生の授業観の変化
7. 「新興大学」の学生像
8. さまざまな体験からの学び
9. まとめ
<各論>
9. まとめ
(1) 通過儀礼(イニシエーション)の場としての大学
通貨儀礼は、もとも未開社会にみられる特異な人間形成の形式である。日常から切り離された聖なる場で、残酷な身体的苦行を含む厳しい試練を得て、全人格的再生を果たす。大学は自由と同時にきびしい試練の場であってこそ通過儀礼としての意味をもつ。
(2) 大学チャーター(charter)の教育効果
大学設立認可証など,ちょっとした改まった団体の創設時に作られる文書もチャーターと呼ぶ。「おしゃれな大学」「質実剛健な大学」といったチャーターに合わせた教育が大学で行われる。チャーターは学生のアスピレーションを規定し、大学の社会化機能とは別に、教育効果をあげている。
(3) 大学の授業で養われる能力
大学で、①高い学力、②情報の収集やその処理能力、③集団討議の中でものごとを決定していくコミュニケーション能力などが養われる。
(4) コミュニティーとしての大学
さまざまなモラトリアム体験、試行錯誤のできる「コミュニティーとしての大学」の存在は重要になっている。「勉強」「サークル」「交友」と幅広い活動を通じて、学生の大学への満足度か高まっている。
引用
武内清「第11章 大学生のキャンパスライフ」竹内清・岩田弘三編、子供・若者の文化と教育、放送大学教材(2011)
図: 今回のテーマとは関係なく、「(918) ユニバーサルマナー」(6/29)に関係する。無事合格して「ユニバーサル検定2級認定書」が届いた。なお「1級」は、制度がそもそも今のところない(どのような内容にするか、協会で検討中とのこと)
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