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2020年2月4日火曜日

(1868)  感情とは、何か

 
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「感情を理解する」と言うと、「感情は理解するものではなく、感じ取るものだ」と言われる。知識は、外から持ってこれるけれども、感情は内部から沸き起こる。感情が強すぎて困っている人もいるが、弱すぎるのも…
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「感情は論ずる対象ではない」と言われそうだが、書いてみる。

 
1.      感情とは
2.      感受性が強いとは
3.      感受性が豊かとは
4.      「感受性が強い」も「感受性が豊か」も個性であり、善悪ではない
5.      感受性を強く、豊かにする
 

【展開】
 
1.      感情とは
1.1.    感情は「心の中で沸き起こる揺らぎ(ゆれること)」である(とここでは定義する)


1.2.    感情が心を起源とするのに対して、頭を起源とするのが思考、体を起源とするのが体感である。別物であるが、相互作用はある
1.3.    心は「体に対し(しかも体の中に宿るものとしての)知識・感情・意志などの精神的な働きのもとになると見られているもの。また、その働き」という定義がある。心は「知情意の働きの総体」という定義もある。「知情意」は「人間の精神活動の根本である、知性と感情と意志」である
1.4.    しかし、知性(知識)は自分の中で沸き起こるものでないし、揺らぐものでもない。ここでは、感情と知性(知識)とは、別物である考える
 
2.      感受性が強いとは
2.1.    感情は「心の中で沸き起こる揺らぎ(ゆれること)」であるが、人によりその様相が違う
2.1.1.  ある人達は大きく揺れ、ある人達の揺れは小さい
2.1.2.  ある人達は頻繁に揺れ、ある人達の揺れは少ない
2.1.3.  ある人達は感情に大きく影響され、ある人たちにとっては、感情は些事である
2.2.    感情が大きく頻繁に揺れその人の人生に大きな影響を与えるとき(ここでは)「感受性が強い」という
 
3.      感受性が豊かとは
3.1.    大きく分けると、感情には二種類しかない。「快」と「不快」である

3.2.    実際には、感情は、いくつにも分類されている、例えば、
3.2.1.  「感情には全27種類ある」
 敬服・崇拝・称賛・娯楽・焦慮・畏敬・当惑・飽きる・冷静・困惑・渇望・嫌悪・苦しみの共感・夢中・嫉妬・興奮・恐れ・痛恨・面白さ・喜び・懐旧・ロマンチック・悲しみ・好感・性欲・同情・満足
http://j.people.com.cn/n3/2017/0912/c94475-9267784.html
3.2.2.  感情の一覧 (Wikipedia)
 崇拝、諦めも驚き、楽しみ、悲しみ、怒り、苦悶、いらだち、不安、覚醒、魅力、優しさ、慈悲、軽蔑、満足、敗北、落胆、意気消沈、欲望、希望、絶望、失望、無念、嫌悪、恍惚状態、困惑、熱中、嫉妬、羨望、劣等感、多幸感、興奮、恐怖、フラストレーション、罪悪感、幸福、憎悪、怨み、ホームシック、敵意、恥、ヒステリー、心酔、情緒不安定、プレッシャー(重圧)、侮蔑、激昂、孤独、寂しさ、憧れ、愛、愛憎、性欲、メランコリー、パニック、情欲、プレジャー、傲慢、残念、拒絶、良心の呵責、ルサンチマン、羞恥心、人見知り、衝撃、悲痛、悔しさ、後悔、悪意、善意、同情、共感、哀れみ、苦しみ、驚愕、スリル、執念、心配、熱心、熱意、シャーデンフロイデ、メシウマ(ネットスラング)、サウダージ、アンビバレンス
https://ja.wikipedia.org/wiki/感情

3.3.    人それぞれである
3.3.1.  ある人達はさまざまな種類の感情を味わい、ある人達は(極端に言えば)快・不快しかない
3.3.2.  ある人達は他者の感情と同期するが、ある人達にはバリアがあって他者の感情とは無縁に生きている
3.4.    さまざまな感情を味わい、他者と感情の交流があるとき(ここでは)「感受性が豊か」という
 
4.      「感受性が強い」も「感受性が豊か」も個性であり、善悪ではない
4.1.    強いて「感受性を強くする」必要も「感受性を豊かにする」必要もない
4.2.    それでも、感受性を強く、豊かにしたいときには、どうしたらよいか
 
5.      感受性を強く、豊かにする
5.1.    感情は理解するものではない。感情の定義をいかに学んでも、感受性は強くならないし、豊かにもならない
5.2.    自分の心の中に沸き起こる感情にしか、感情との接点はない
5.3.    感受性が「強く」なくても、「豊か」でなくても、感受性が「無い」わけではない。弱く種類も少なくとも、自分の中で沸き起こるものに対し、向かい合う習慣をつけるしかないのではないか
5.4.    それと、関心を持ちながら他者と接触する

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