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(K0758) JR東海共和駅・認知症患者列車事故事件裁判(1) 概要と解釈 <脳の健康>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/05/k07581.html
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「嫌なヤツのいる場」(家族、学校、職場、ボランティアの場、遊び仲間、その他の集団)でストレスがたまる。それが病的なレベルに高じたとき、別の言葉で言うと日常生活に支障をきたすレベルになったとき、本格的な対策が必要になる(本当は、そうなる前に対策するのが好ましい)。
四つの対策がある。
(1) 所属はそのままで、その場にいながら、できるだけ関りを薄くする
(2) その「嫌なヤツ」のいる場を去る(所属を変える)。遊び仲間を変えたり、ホランティアをやめたりは、比較的やりやすいだろう。しかし、家族を変えることは大ごとで、学校をかえたり職場を変えたりするのも難しい。夫婦の場合は離婚や別居に至る前に単身赴任や家庭内別居で、子供の場合は親の家から出て独立することで、当面の問題を回避する方法も考えられる。学校の場合、退学や転校に至る前に、クラス替えまで特殊学級などで待機することも考えられる。職場の場合、退職や転職する前に、転勤・社内異動・同じ職場での役割替え(その嫌なヤツと接触機会が減る)などが考えられる
(3) 精神疾患レベルまで至ったら、服薬という手段が必要になることもある
(4) しかし、(2)(3)は緊急避難で、根本的な解決にはならない。何故なら、どこにいっても「嫌なヤツ」は居るもので、その存在をコントロールできない。場を変えるのではなく、自分を変えることが根本的な解決につながる。自分を変えるとは、自分の性格を変えることではなく、人との接し方を変えることである。最初は対策(1)との併用でなんとかなり、最終的には関わりを続けることのできるまで、ストレスレベルを下げることができるよう、人との接触のパターンを変えることが目標になる。
続く。
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