◆ 最新投稿情報
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(K1388) (リハビリ)趣味や役割を通じて症状を遅らせる(1) <認知症>
http://kagayakiken.blogspot.com/2021/02/k13881.html
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カーリングでは、審判は出てこない。極めて稀な競技スポーツである。審判では、誤審が避けられず、それを防ぐ方法としてビデオがどんどん採用されている。審判がいないと誤審はない。審判なしでどう進めるのか
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カーリング日本選手権 北海道銀行 vs ロコ・ソラーレ戦(2月14日) 第4エンドが興味深かった。概ね次のような事件が起こった。ただ、「不可抗力を訴えたが、覆らなかった」は、正確な表現ではない。
===== 引用はじめ
第4エンド、吉村紗也香のラストショットはハウス中心にピタリ。だが、スイープしていた近江谷杏菜が、自身のブラシがストーンに当たった反則があったとしてストーンを取り除いてしまった。実際には近江谷のブラシがロコ・ソラーレの藤沢のブラシに当たったことが原因で、北海度銀行は不可抗力を訴えたが、ストーンを取り除いた後だったので覆らなかった。
===== 引用おわり
https://news.livedoor.com/article/detail/19696168/
近江谷のブラシと藤沢のブラシとが当たったのははっきり見て取れるのだが、テレビ画像を何回見ても、近江谷のブラシがストーンに当たったかは、わからない。
===== 引用はじめ
カーリングでは審判は介入せず、石の距離をメジャーではかるぐらい。選手は、お互いに相手を尊重しながらフェアプレーの精神で、試合を進める。規則に抵触した場合は、選手同士で話して解決することがカーリングの精神だ。
===== 引用おわり
https://www.nikkansports.com/sports/news/202102140000559.html
石の距離をメジャーではかるのはテクニカルなものであり、審判機能とは言えないだろう。
審判なしで、選手同士で話して解決した、好事例であった。
もう一つ、精神力が凄いなと思ったのが、
===== 引用はじめ
痛恨のミスではあったが、近江谷は「ミスは戻せない。チームで『ここからもう1度やり直そう』と声をかけてくれた」。ミスをひきずらずに、優勝をたぐり寄せた。
===== 引用おわり
ミスをひきずらない、というのは、ものすごく難しいことだ。観戦していて私も、ひきずっていないと感じた。プライドが、集中力を高めたのではないか。
次の記事は、取材が行き届いて、多分、何が起こったかを正確に伝えていると思う。長いけれど、関心あれば読んでみてください。
===== 引用はじめ
1・2エンドは互いに「後攻チームに1点」を取らせ合い、3エンドでロコ・ソラーレの最後の1投がミスとなり北海道銀行が2点スチールを決めたあとの第4エンド。後攻ロコ・ソラーレがナンバー1のストーンを持った状態で、スキップ同士の最後の1投へ進むという状況でした。先攻の北海道銀行はハウスの中央へ置いていこうという狙いでしたが、ここで事件が起きます。
ストーンがハウス中央に止まったところで、最後までスイープしていた北海道銀行の近江谷さんが「当たっちゃった」と言って自らストーンを取り除いたのです。カーリングでは動いている自分たちのストーンに触った場合は、そのストーンは試合から除かれる決まり。いわゆるタッチストーンの反則という認識で自らのストーンを取り除いたのでした。「ゴメン」とチームメイトに声を掛ける近江谷さん。
ただ、チームメイトからはほかの見立てが示されます。近江谷さんのブラシがティーラインより奥でスイープをしようとしたロコ・ソラーレの藤澤さんのブラシと接触しており、不可抗力だったのではないかという見立てです。自分たちのストーンについてはスイープする優先権がありますので、藤澤さんのブラシとの接触については何ら問題なく、逆に「藤澤さんによる妨害」と言い募ることもできなくはないような話です。
もし、このストーンが生きればロコ・ソラーレには難しいショットを最後にさせることができますが、ストーンが取り除かれればロコ・ソラーレは比較的イージーに2点を取れるという重要な場面です。「性悪説」で運営される競技なら、この揉め事はようよう決着するようなものではなかったでしょう。中継のスロー映像を見ても正直どの時点でストーンとの接触があったのかはわからないようなものでしたので、ビデオ判定でも遺恨を残すような裁定となったはず。
しかし、カーラーたちは互いを尊重しながら「対話」によって事態を収拾します。ロコ・ソラーレからはサードの吉田知那美さんが「(藤澤さんのブラシ)に当たって」という見立てが身振りで示され、藤澤さんは「あたしが入る前にコンって当たって」という見立てが示されます。当事者である近江谷さんが「(ビデオ判定は)やんないんでしたっけ」「映像ないんでしたっけ」と確認すると、吉田知那美さんは「NHKに(映像がある)!」と応じて、一同から笑いがこぼれます。
やり取りのなかで近江谷さんは「ゴメン、当たってなかった?」という言葉も発していましたので、本人のなかでの明確なタッチストーンの自覚まではなかったかもしれません。ストーンとの接触はスロー映像でもよくわからないものでしたが、ブラシとの接触は明白でしたので、「何かに当たったと思ったけれどブラシでした」「ブラシと当たったことによる不可抗力」で粘ることもできたかもしれないプレーでした。一般論で言えば「かなり揉める」ヤツです。
それが、笑顔交じりの談笑のなかで収拾されていくという尊さ。互いに正当性を主張して言い争うどころか、ロコ・ソラーレからは「戻してもらう?」「あたし(藤澤)が邪魔したのであれば戻す」という提案さえされていました。藤澤さんは先の言葉通りに「タッチストーンを見た」という認識のはずです。もしかしたらブラシの接触自体が「ストーンに当たったよ」という指摘だったかもしれない。それでもなお、自分の妨害だということであればそれでもいいと言う。
===== 引用おわり
http://blog.livedoor.jp/vitaminw/archives/53380321.html
最後は、北海道銀行が審判(審判はいるようだ)と話し合い、声をそろえて「OK」と言って試合が再開された。審判が指示したというより、審判に相談したところ、「一度、自主的に取り除いた石だから、その状態から進めるのがよい」というアドバイスで、北海道銀行が納得した、という終結だったようだ。
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