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2021年2月5日金曜日

(2236)  おはなし / 「ふくはうち おにもうち」(1)

 

◆ 最新投稿情報

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(K1377)  「ISR e-Sports」/ シニアにeスポーツの場提供(2) <定年後>

http://kagayakiken.blogspot.com/2021/02/k1377-isr-e-sports2.html

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☆☆

雪がちらちら降る夜更け、子だくさんで貧乏暮らしの男が1人で留守番をしていると、「さむいよう、さびしいよう」という声が聞こえてきました。 … 節分の季節、そのタイトルに心ひかれる絵本があります

☆☆

 

 「ふくはうち おにもうち」。タイトルが、面白い。

 

内容は・・・

===== 引用はじめ

 雪の降る夜更け、「さむいよう、さびしいよう」と誰かが泣いている。

おとこがそっと扉を開けてみると、鬼が3匹、表で凍えている。

 遠くの方から「おにはーそと、ふくはーうち」の声が聞こえる。

おとこは遠慮する鬼たちを家へ招き入れた。

 おとこは鬼たちに酒をすすめた。遠慮する鬼たちだったが、次第にお代わりをするようになっていく。

 

 しばらくすると、おかみさんと子どもたちが帰ってきた。鬼たちを見て、おかみさんは腰を抜かす。

鬼たちはお酒が入ってよい気分で、踊りだす。

 おかみさんは泣きながら「鬼は出ていって」と叫ぶ。子どもたちも鬼をにらみ続けている。

 それでもおとこも鬼もますます陽気に騒ぎ出す。

 

 そこへ通りかかった福の神。賑やかなのが大好きな福の神は、楽しそうな家だ、と寄ってみる。

 鬼を見た途端逃げだそうとした福の神を、おかみさんはしがみついて引き止める。おかみさんは福の神に腕を絡ませ、酒をすすめる。逃げるに逃げられない福の神。

 

 福の神もすっかり酔って鬼に交じって踊りだす。おかみさんも子どもたちも、つられて踊りだす。

 翌日、鬼たちは頭を下げて帰って行った。

福の神は、賑やかなこの家が気に入った、と神棚に座られた。おとこもおかみさんも、みんな手をすり合わせた。

 

 もうすぐ春がくる。

 おしまい。

===== 引用おわり

http://fanblogs.jp/guritogura/archive/280/0

 

感想は

===== 引用はじめ

1年生と2年生で読み聞かせ。案の定、タイトルに驚きの反応。鬼も福の神もみんな一緒に歌って踊ってお酒飲んでどんちゃん楽しくやってる様子に、12年生は大笑い。貧乏暮らしでも、鬼がいても、明るく笑っていればきっと福はやって来る。世の中暗い話題ばかりだけど、みんな少しでも笑顔で過ごせますようにそんな想いも一緒に届いてたらいいな〰。

===== 引用おわり

chiaki

https://bookmeter.com/books/449833

 

 そう、単純に楽しめばいいですよね。

でも、これを難しく考えると、…

 

次々回に続く。

 

<出典>

「ふくはうち おにもうち」 怖さやつらさは幸せの表裏 

【絵本を味わう 子供とともに】 産経新聞

https://www.sankei.com/life/news/210129/lif2101290006-n1.html

 

原本は、

平成16年に岩崎書店から刊行された『ふくはうち おにもうち』(内田麟太郎作、山本孝絵)



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