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2021年2月7日日曜日

(2238)  ここで「鬼」とは / 「ふくはうち おにもうち」(2)

 

◆ 最新投稿情報

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(K1379)  そもそも、eスポーツとは何か / シニアにeスポーツの場提供(3) <定年後>

http://kagayakiken.blogspot.com/2021/02/k1379-e3.html

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☆☆

①必要だと思えば、困難を避けるのではなく、困難を抱え込む。②嫌々ではなく、楽しく困難に立ち向かう。③すると、どこからともなく、助っ人が現れる。④困難が終わっても、その助っ人は勝手に残ってくれる

☆☆

 

『ふくはうち おにもうち』(内田麟太郎作、山本孝絵)

解説は、

https://www.sankei.com/life/news/210129/lif2101290006-n1.html

 

 素直に楽しむと、

===== 引用はじめ

豆まきで外に追い出されてしまう鬼を、あるやさしい男が家の中に入れ酒をふるまう様子を、にぎやかにかつ心温まるタッチで描いている。

絵がどことなく昔の絵巻の雰囲気を漂わせている(特に鬼の姿)ところもいい。

鬼だけが喜ぶ話ではなく、ちゃんと最後には男と男の家族も幸せになるようストーリーが考えられている。

===== 引用おわり

https://honto.jp/netstore/pd-review_0602397875.html

 

 複雑に考えると、… この「鬼」は何だろう? 私は、「困難」と読み解いた。

 

²  男は「こんな さむいばんに。おにも なにもない」と遠慮する鬼たちを招き入れ酒を勧めます。

貧乏暮らしの男は、このようにして困難を抱えました。

²  帰ってきたおかみさんと子供たちは鬼に腰を抜かします。

そりゃそうです。でも、

²  鬼は、出ていってと泣いて頼むおかみさんをよそに、歌えや踊れの大騒ぎ。

あれあれ! すると、

²  「たのしそうな うちだのお」と、にぎやか好きの福の神がやってきました。

²  酒を勧められて酔った福の神につられて、おかみさんや子供たちも踊り出します。

そして翌朝、

²  鬼たちは帰っていきましたが、にぎやかなうちが気に入って、ひょいと神棚に座った福の神に、皆は「ありがたや」と手を合わせるのでした。

 

 私は、次のように解釈しました

   必要だと思えば、困難を避けるのではなく、困難を抱え込む

   嫌々ではなく、楽しく困難に立ち向かう

   すると、どこからともなく、助っ人が現れる

   困難が終わっても、その助っ人は勝手に残ってくれる

 

 私の経験からいえば、これは、実際、よく起こることです。

 

添付図は、

https://www.amazon.co.jp/%E3%81%B5%E3%81%8F%E3%81%AF%E3%81%86%E3%81%A1%E3%81%8A%E3%81%AB%E3%82%82%E3%81%86%E3%81%A1-%E3%81%88%E3%81%BB%E3%82%93%E3%81%AE%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%83%8110-%E5%86%85%E7%94%B0-%E9%BA%9F%E5%A4%AA%E9%83%8E/dp/426503490X



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