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(K1380) 遺品処分の生前依頼を国が支援 単身高齢者の賃貸入居を円滑に <終活>
http://kagayakiken.blogspot.com/2021/02/k1380.html
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「男は結果、女は過程」。これは、仕事のどの部分に重きを置くかということ。勝敗や得点に敏感になる「野球」(男)と、みんなで一緒に仮想世界を楽しむ「ままごと」(女)。やはり今回も重要なポイントになります
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ほめ言葉①
A)
ここが違う
女: 女は、過程を重視する
男: 男は、結果を重視する
B)
部下をねぎらうとき
男から女へ: いろいろ大変だったけど、楽しかったね
女から男へ: ○億円の契約取れるなんて、うちの部署初だよ
【展開】
A)
ここが違う
女: 女は、過程を重視する
ままごとをしてきた女性にとって大切なのは、みんなで一緒に仮想世界を楽しむこと。雰囲気よく、ルールも終わりもない「ごっこ遊び」を楽しみ続けることです。また、「あのときはみんなでがんばったよね」「大変だったけど充実感があった」という、チーム全体の気持ちの部分を大切にします。そのため、女を褒めるときは、「本当によくがんばったよね。徹夜は辛かったでしょ?」など、プロセスに共感して、気持ちにフォーカスを当てた言葉をかけるといいでしょう。
女性の脳は扁桃体(感情をつかさどる)と海馬(記憶をつかさどる)との連携が男性よりもスムーズです。そのため、自分の感情が刺激される出来事があると、記憶と感情をセットにして記憶することができます。そのときの気持ちがありありとよみがえってくるからこそ、プロセスを大切にすることができるのでしょう。
男: 男は、結果を重視する
子どもの頃から野球をしてきた男性は、「1対2で負けた」「13対2で圧勝した」などの勝敗や得点に敏感です。そのため、男を褒める場合は「よく〇%増のノルマを達成できたな。○○の手法で攻めた君が圧倒的にいちばんだよ」など、勝敗を具体的な数字で強調するといいでしょう。女性より数字を気にする傾向があるため、「○%」「○割」という部分が響くのです。
男性は女性と同じようにがんばっていても、準備期間のことは忘れてしまったりします。もちろん、そのときの充実感がよみがえることもありません。となれば頼りはデータだけ。曖昧な記憶より、何度でも確認できる結果・数字を大切にするのは、こういった理由もあるのです。
B)
部下をねぎらうとき
男から女へ: いろいろ大変だったけど、楽しかったね
「過程&共感」のダブルパンチを、熟語のように繰り返しましょう。「相手が怒っちゃったときには、どうなるかと思ったけど(=過程)、うまくいってよかったよね(=共感)」など。
女から男へ: ○億円の契約取れるなんて、うちの部署初だよ
「数字&事実」のダブルパンチを、熟語のように繰り返しましょう。「たった○カ月で(=数字)で完成(=事実)なんて、これは社長賞かな?」など。
<出典>
五百田達成、『察しない男、説明しない女』、No.30
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