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今朝、起きてテレビをつけたら、BSも含めて「北朝鮮からのミサイル」一色だった。
ちょうどよい機会なので、まとめてみた。
1. 時間経緯
今回事前予告なしの発射だったので、現実的な時間経緯が分かった。
5:58 ミサイル、発射
6:02 Jアラート作動6:06 ミサイル、襟裳岬上空を通過
6:12 ミサイル、海面落下
予告なしの発射にこれだけ対応してみせたのは、正直、すごいと思った。
2. 勝負所の(4±α)分間
Jアラートが鳴ってから上空を通過するのに4分かかっている。
今回は最高高度500kmまで上がっている。
低い弾道で飛んでくると、もう少し短い。
落下物があると、落ちてくる時間もかかるので、もう少し長い。
つまり、Jアラートが発せられてから(4±α)分間の行動が、
生死をわけることになる。
3. 対応した人もいた
新聞報道によれば「室蘭市によると、子連れの夫婦ら住人4人が…市防災センターに一時避難してきた」。テレビニュースを見ていたら、応援団の合宿中にJアラートを聞き、あわてて屋内に退避する画面が報道されていた。彼らは、正解である。
4. 対応しなかった人も多かった
「逃げろと言われても、どこに逃げれば…」と動けなかった人、「ミサイルが落ちてくることはないだろう」と静観していた人、「何をしようと死ぬときは死ぬ」と悟りを開いて(?)避難しなかった人、平然と動画や写真をとりSNSに投稿していた人(理由は後述)、彼らは不正解である。結局は死んでしまうかもしれないが、死ぬ確率は確実に減らすことができる。<追記>「不安と恐怖心に駆られてパニックに陥った人」も、次回は対応できるようになれば、今回の経験が生かされる
5. 不正解の原因
(1) 「頑丈な建物や地下に避難して下さい」と放送されたこと…「そう言われても、頑丈な建物も地下も近くにない」とあきらめてしまった
(2) 彼らは「内閣官房の国民保護ポータルサイト」(添付)を読んでいないか、頭にはいていない
(3) そもそもリスク管理意識が希薄である
6. 何をすればよかったか
三段階ある
(1) 頑丈な建物や地下があれば、そこに逃げ込む
(2) それがなければ、ともかく(頑丈でなくてもいいから)建物に入り、窓から遠ざかる(爆風を受けると危険)。屋外や屋内でも窓際で動画・写真を撮るのは危険
(3) 建物もなければ、物陰に隠れたり、地面に伏せて、頭を守る。溝があれば、入り込む
<追記>パニックに陥った人も、具体的な行動指針を知っておれば行動しやすく、行動することによって、パニックが弱まり、より冷静な判断ができるようになるのではないか。
7. 今後に向けての教訓
(1) リスク管理意識を高める
(2) 「内閣官房の国民保護ポータルサイト」を頭に入れておく
http://www.kokuminhogo.go.jp/
(3) 「勝負所の(4±α)分間」に適切に行動する
(4) イスラエルから学ぶ … 彼らは日常的にミサイル攻撃を受け、自らを守っている
https://news.yahoo.co.jp/byline/dragoner/20170829-00075104/を参照すれば、写真がある(うち1枚を添付)ので、分かりやすい。
(5)
<追記> 恐怖感や不安感を取り除き、冷静な判断を取り戻せるような情報提供も大切なのではないか。それは希望的な憶測や安易な気休めであってはならない。例えば、何が「有ったか」だけではなく、何が「無かったか」も伝えるとよい。「5:58に発射されて以降、今まで、次のミサイル発射は確認されていません」
8. 落下物
「落下物には触らないでください」とさかんに言っていた。液体燃料のなかに猛毒物質が入っているらしい。逃げよ、できれば、風上の方へ
※※※ 追記しました(2017/08/30)。
※※※ 追記しました(2017/08/30)。
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4.最後の文
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5.(4)
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6.最後の文
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7.(5)
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