【 読書 ・ 100分de名著 】第二回は、視点の逆転から書かれた「蜂と神さま」「私と小鳥と鈴と」などの代表作から、みすゞの表現の巧みさ、みすゞ独特の想像力の飛躍と、その魅力を紹介する。
第2回 17日放送/ 19日再放送
タイトル: 視点の逆転、想像の飛躍 - 投稿詩人の誕生
みすゞは20歳になると、港町下関に出て、書店員となり、童謡詩を書き始める。雑誌の懸賞欄に投稿すると、多くが誌面を飾った。みすゞはライバルの投稿家と切磋琢磨し、優れた表現方法を獲得していく。特にみすゞに影響を与えたのは、みすゞが敬愛した詩人・西條八十。「視点を逆転して、想像を飛躍させる」八十の手法を、みすゞはさらに発展させ、傑作を生み出す。第二回は、視点の逆転から書かれた「蜂と神さま」「私と小鳥と鈴と」などの代表作から、みすゞの表現の巧みさ、みすゞ独特の想像力の飛躍と、その魅力を紹介する。
https://www.nhk.jp/p/meicho/ts/XZGWLG117Y/blog/bl/pEwB9LAbAN/bp/pQWV2jMAyN/
【テキストの項目】
(1)
田舎と都市の対比
(2)
田舎の仙崎を離れ、都会の下関へ
(3)
下関の大書店、上山文英堂の店員に
(4)
雅輔と文学の交流
(5)
みすゞの詩、四誌に一挙掲載
(6)
西條八十の批評
(7)
童謡詩の三大巨星
(8)
「視点の逆転」という特徴
(9)
みすゞの天才的なひらめき
(10)
清楚にして華やかな詩
(11)
都市のモダンな風景
(12)
「女の子らしさ」への疑問
<出典>
松本侑子(2022/1)、金子みすゞ詩集、100分de名著、NHKテキスト(NHK出版)
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