【 言葉 ・ おかげ 】(昨年は)渇きにささくれ立つ感情が、慈雨のような彼らの言葉で潤いを得た年でもあった。ウイルスとの攻防がいつまで続くのかは分からなくとも、誰かの言葉が一歩前に踏み出す力をくれることは決して忘れまい。
甲子園に2年ぶりの球春が戻ってきた3月、
「当たり前だと思う日常は、誰かの努力や協力で成り立っている」。
宮城・仙台育英高の島貫丞主将は選手宣誓で述べた。
東京パラリンピックで頂点に立った全盲の競泳選手、木村敬一さんは言う。
「何かを乗り越えてきたというつもりはない。温かい人たちに恵まれた。そんなドラマは誰もが持っている」。
<出典>
【タイトル】 産経抄
【新聞】 産経新聞(2021/12/31)
【URL】(無料会員記事)
https://www.sankei.com/article/20211231-3VJBKP3T4JNEHPZYCV2RK5UABQ/?908724
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