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2020年3月25日水曜日

(1919)  新型コロナウイルスの都道府県別感染者数動向

 
◆ 最新投稿情報
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(K1060) 「関係人口」を地方創生につなげる <少子高齢化>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/03/k1060.html
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増加傾向(感染が拡大へ)は、大分県、東京都、千葉県、神奈川県、京都府。減少傾向(感染が収束へ)は、北海道(大幅減)、大阪府、兵庫県、愛知県、新潟県。ただし、タイムラグがあることに注意が必要
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 3月の9日・16日・23日(いずれも月曜日)における、都道府県別の新型コロナウイルスの感染者数の動向を整理します。

 なお、「新型コロナウイルス感染症の感染から発病に要する潜伏期間の平均値は約5日間であり、発病から診断され報告までに要している平均日数は約8日間となっています。そのため、我々が今日見ているデータは、その約2週間前の新規感染の状況を捉えたものである、すなわち … タイムラグがあることを ご理解下さい」(新型コロナウイルス感染症対策専門家会議の資料より)という特性があるので、ここで考察しているのは直近のデータですが、実質的には「3週間前と2週間前とを比較」しているものです。現在どうなっているかは、今から2週間後にならないとわかりません。
 
 添付表の説明をします。
C:3月 9日(火)時点での、累積患者数
E:3月16日(火)時点での、累積患者数
G:3月23日(火)時点での、累積患者数
  このGが10人以上の14都道府県を取り上げ、この大きさ順にならべています

D=E-C:3月9日~16日の一週間で増えた患者数
F=G-E:3月16日~23日の一週間で増えた患者数
H=F/D:1以上なら感染拡大傾向、1以下なら収束傾向

B:平成29年度時点での人口(千人)
A=(G/B)*1000:人口百万人あたりの感染者数
 
 実施3週間前と2週間前とで感染者数を比較すると(データとしては、一週間前と最新との比較)、増加傾向(感染が拡大しつつある)は、大分県(無限大。元数がゼロ)、東京都(2.5)、千葉県(1.8)、神奈川県(1.6)、京都府(1.6)です(数字としては和歌山県が大きいが絶対数が少ない)。減少傾向(感染が収束しつある)は、北海道(0.2)、大阪府(0.5)、兵庫県(0.5)、愛知県(0.6)、新潟県(0.7)です。
 
<出典>

https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000610566.pdf
産経新聞(2020/03/10,17,24)

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