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2020年3月24日火曜日

(1918) 「条件付き愛」vs「無条件の愛」なのか?

 
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(K1059)  とっとり式(運動+知的活動+座学)で「頭はっきり」 <認知症>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/03/k1059.html
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「条件付き愛」は、そもそも存在しない。存在するのは、「条件付き関り」と「無条件の愛」だけ。「条件付き愛」というのは、思い込みであって、「愛」とは言えない。関りに条件がなくなれば、それは「愛」と呼べる
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 長々とシリーズで書いてきたが、このあたりで根本に立ち返り、筆をおきたい。
 
 そもそも、「条件付き愛」vs「無条件の愛」という構図が間違っていたのではないか。「条件付き愛」は、そもそも存在しない。存在するのは、「条件付き関り」と「無条件の愛」だけ。「条件付き愛」というのは、思い込みであって、それは「愛」とは言えない。逆に、関りに条件がなくなれば、それは「愛」と呼べる。

 「条件付き関り」は、双方がその条件を認識していたら、何ら問題はない。問題は、条件の存在に気づかないまま「愛」と勘違いしてしまうところから起こる。


 
 「条件付き関り」を「無条件の愛」に変えることはできないし、変える必要もない。ただ、「条件付き関り」が、「無条件の愛」に(結果として)変わることはある。敬意をもって、真摯に一人の人間として関りを続けている時、そのような変化が起こることがある。
 
 また、自分を愛することと他者を愛することは連動している。自分を愛せるようになって、他者への愛を意識することがある。他者との愛を感じることを通じて、自分を素直に愛することができるようになることもある。
 
 
 長々と書いて来て今更という感はあるが、長々書いて来たからこそ初めて気づけたのではないか。
 
 このシリーズ、終わり。


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