画面の説明

このブログは、左側の投稿欄と右側の情報欄とから成り立っています。

2019年8月5日月曜日

(1686)  各党議席獲得数(参院選 2019/07/21) / 比例枠

 
      最新投稿情報
=====
(K0827)  断捨離(2) 何のための断捨離か・断捨離して良い事は何か <終活>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/08/k0827-2.html
=====
 

 比例枠の選挙結果を見て、いろいろ疑問に感じました。
 

1.   れいわ。特定枠

 比例枠で2名確保。当選したのは、特定枠の船越さん(4,165票)と木村さん(5,211票)。山本太郎さん(992,267票)は落選。法律上何の問題もありませんが、違和感はあります。
 特定枠で当選された人については、これだけの票数で国会議員を任せてよいのか疑問に感じ、どのような考えの方かわからなく戸惑います。ただし、「特定枠候補は公職選挙法によって選挙事務所の設置や選挙カーの使用、ポスターの配布や掲示、さらには個人演説会も禁止されている」ためであり、お二人の問題ではなく、制度の問題です。

 逆に、投票獲得数の第二位の自民党柘植さん(600,189票)の更に1.65倍の票を獲得した山本太郎さん(992,267票)を落選させてよいのかと疑問を感じます。形だけ見ると、山本さんは自分を犠牲にして、二人を当選させたようにも見えます。
 ただ、山本さんは次に衆議院選挙に出馬する予定だそうです。もしも鞍替えを目指しているなら、落選しなければなりません。ご本人の意向は分かりませんが、結果的には衆議院選挙に向けて知名度は更に上がったし、好感度も増したし、落選することもできたし、素晴らしい準備活動ができたことになります。

 そもそもが、いわゆる「合区」対策で無理やり作った「特定枠」なので、法律内であればどう使おうと勝手ですが、どうみても「良識の府」の選挙とは思えません。
 

2.   著名人候補

===== 引用はじめ
 参院選の比例代表(改選数50)で与野党は知名度の高い候補を擁立したが、当選者はわずかにとどまった。特に立憲民主党は脆弱(ぜいじゃく)な組織力をカバーするため積極的に擁立したが、当てが外れたようだ。
 立民が自信を持って擁立したアイドルグループ「モーニング娘。」元メンバーの市井紗耶香氏は、4児の母として「日本は子育て世帯に温かい社会になっているのか」と子育て支援の充実を訴えたが、当選ラインには届かなかった。立民は「筆談ホステス」として知られる斉藤里恵氏、アカペラグループ「RAG FAIR」元メンバーの奥村政佳氏、格闘家の須藤元気氏らも擁立したが、当選した著名人は須藤氏だけだった。
===== 引用おわり
著名人当選はわずか 参院選、市井紗耶香氏ら落選
https://www.msn.com/ja-jp/news/senkyo/著名人当選はわずか-参院選、市井紗耶香氏ら落選/ar-AAEGwRV?li=AA570j&ocid=spartandhp
 
 本当に「当てが外れた」のだろうか。立憲民主党にとっての関心事は、市井さんが当選するかどうかではなく、比例枠で何人分確保できるかだろう。市井さん(50,415票)に投票した人は、市井さんがいなくても立憲民主党に投票しただろうか。50,415票のうちかなりの分は、立憲民主党の党としての獲得票の増加に、純粋に寄与したと思う。
 これも、法的には何の問題もないが、なんだか変です。
 

【解説】
 参院選の選挙方式には2種類あり、「選挙区選挙」と「比例代表選挙」に分かれます。
 参院選の比例では「政党名」でも「候補者名」でも投票できます。また候補者名への個人票も政党の得票数としてカウントされ、得票総数に比例した数の議席がドント方式で政党に配分されます。当選順位は個人名での得票数で決まる「非拘束名簿式」が採用されています。今回からこれに加え、「特定枠」が参院選の比例で用いられます。
  以下からの抜粋です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190707-00010000-senkyocom-pol&p=1

 以下でも取り上げました。
(1658)  比例代表 特定枠って?
http://kagayaki56.blogspot.com/2019/07/1658.html
 
 添付写真は、以下からの転載
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/66293

 

0 件のコメント:

コメントを投稿