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2019年7月17日水曜日

(1666) 「プロ・ライフ」

 
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(K0807)  血縁なくても協力関係 <家族の再形成>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/07/k0807.html
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【目次】

1.   「プロ・ライフ」とは
2.   日本は、プロ・ライフの国だ
3.   現在の日本人
4.   日本人は、こころで生きる生きものだ
5.   本当の日本の再興
 


【展開】

1.   「プロ・ライフ」とは

 「プロ・ライフ」は、外来語だからちょっと聞き慣れていない方もいらっしゃると思う。あらゆる人間の命、尊厳、存在する価値を尊重し、受精卵の時から自然に亡くなるまで、人を大切にするスタンスを指す言葉だ。簡単に言うと、プロ・ライフ(pro-life)はライフ、つまり「生命」を肯定的に考えたり行動したりすることを意味する。
 

2.   日本は、プロ・ライフの国だ

 プロ・ライフは、日本でめったに耳にしない言葉だが、それはちょっと不思議に思う。なぜかと言うと、日本ほどプロ・ライフの国は多分ないからだ。あらゆる生命を尊重し、皆をウエルカム(歓迎)することが正に日本人のこころだ。この国は大昔から、自然にプロ・ライフを日々に生きている国だとも言えよう。日本人の良さの核は、ここだ。
 

3.   現在の日本人

 現在の日本人は、結婚したくない、子供がほしくない、また極端に言うと生き続けたくもない、生きがいがわからなくなってきてしまった国民になっていないか。それはなぜ? お金が足りないから? 政府からの援助がほしいのにもらえないから結婚、出産、生存をやめる? ちょっと違うでしょう。現在の日本人が生きがいを忘れた理由は、実はお金とは関係ないと思う。はるかにもっと深いレベルで探さなければならない。お金じゃなくて尊厳のことではないか。
 

4.   日本人は、こころで生きる生きものだ

 少子化、高齢化などの人口問題は、そもそもお金で解決できるはずがない。そう思っている政治家は人間、とりわけ日本人のこころをちっとも理解できていない。人は、特に日本人は、こころで生きる生き物だ。物理的な側面もあるが、精神の面がやはり大きい。こころは、お金ではなくて、愛、尊敬、助け合い、意義、真実を受けて存在する。
 

5.   本当の日本の再興

 この国の一番美しいポイントは、日本人のハートだ。ハートは、マネーで動くわけはない。日本政府よ、日本人の名誉を守ってください。日本人のこころを大切にしてください。プロ・ジャパンは、結局プロ・ライフだ。本当の日本の再興は、こころから芽生えるしかない。
 


<出典>
ジェイソン・モーガン 「プロ・ライフ」で日本の良さを
【正論】産経新聞(2019/07/03)
「プロ・ライフ」で日本の良さを 麗澤大学准教授 ジェイソン・モーガン
https://special.sankei.com/f/seiron/article/20190703/0001.html
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