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(K0806) 高齢者の団結 / AARP <アドボカシー>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/07/k0806.html
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「おすすめのストーリー 魂を揺さぶる言葉たち 7月9日 23:00」より
===== 引用はじめ
幸せだとわかるのは、 つらかった時があったから安心できるのは、 寂しかった時があったから
夢だと分るのは、 叶えられない時があったから
笑顔でいられるのは、 涙を流した時があったから
出会えたのは、 別れがあったから
どんな経験も無駄にはならない
未来のあなたに活かされる
-hisatotaguchiさん-
==== 引用おわり
分かるよな、と思いました。これを言葉に置き換えると? 思いついたのが「対存在」という言葉でした。そのような言葉があるのか、検索してみました。
https://oshiete.goo.ne.jp/qa/662142.html===== 引用はじめ
リングの青コーナー赤コーナーのボクサー。
土俵の、東の力士、西の力士。
天秤の右の皿左の皿。
左の靴と右の靴。
雌雄?
碁の黒石 白石
===== 引用おわり
確かに対になって存在しているが、私のイメージは違います。
===== 引用はじめ
Gegenwesenでしょうか?
ある「存在」にとって対となる「存在」
だと思われます。
もとは、おそらく造語好きなハイデガーの言葉でしょう。
===== 引用おわり
まとめるとこうなるが、これではありません。
考えて思いついたのが、棒磁石のN極とS極でした。棒磁石の左側がN極、右側がS極だとします。N極だけ、S極だけの棒磁石を作るため、真ん中で切断します。残念ながら切断面が新たにS極、N極になり、(N極とS極が対になった)ハーフサイズの棒磁石が2本できます。
このN極とS極とが、私のイメージする「対存在」です。
碁の黒石・白石と比較します。
白石を「どこかに持っていっていっても」、黒石は残っています。存在し続けます。ただし、黒石だけでは碁ができないので、黒石の意味はなくなります。つまり、意味は無くなるけれど「黒石だけが存在し続ける」ことができます。しかし、棒磁石を切断してS極を「どこかに持っていく」と、N極のあった左側の棒の右端に、あらたなS極が形成されます。S極は存在し続けます。つまり、「一方だけの存在を消す」ことはできません。
これを「対存在」と定義するなら、
・ 「幸せだとわかる」<……「つらかった時があった」
・ 「安心できる」<…………「寂しかった時があった」
・ 「夢だと分る」<…………「叶えられない時があった」
・ 「出会えた」<……………「別れがあったから」
は、「方向性のある対存在」と呼べます。一般化すると、
「現在の好ましい状態」<……………「過去の好ましくない体験」
「過去の好ましくない体験」があったことによって「現在の好ましい状態」は存在しえる ―― ということになります。
しかし、「現在の好ましい状態」を得るためには、「過去の好ましくない体験」をすべきだ ―― ということにはなりません。
私は、次のような生き方を推奨します。
(1) 「好ましくない体験」をしなくてすむよう、最大限の努力をする(2) それでも「好ましくない体験」が向こうからやってくることがある。「つらい」「寂しい」「夢が叶えられない」「別れがある」。しかも、それはしばしば理不尽で、避けようにも避けられない形でやってくる
(3) もしも避けられないものであったなら、それに抗うことなく、不平不満を言うのではなく、心穏やかにその「好ましくない状態」を「ただ受け入れる」
(4) その時、(「好ましい状態」に変わるのではなく)「現在の好ましい状態」が見えてくる
(5) 見えてくることによって、前に向かっていくエネルギーが補充され、改善へ動き始めることができるようになる
「悲劇」は、不思議な存在です。好ましくない状態が次々に起こるので、そんなのは見たくないはずです。それなのに人々は「悲劇」を好んで鑑賞します。何故か。
「過去の好ましくない体験」を鑑賞により追体験することにより、「現在の好ましい状態」がはっきり見えるようになるからだと思います。ネガティブなものをありのまま真正面から見ることにより、ポジティブなものが浮かび上がってくるのです。
原理は、同じでしょう。
「対存在」という概念は、応用が利きます。
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