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2019年4月30日火曜日

(1587)  日本の防災、転換のとき / 住民主体の体制を

 
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(K0728)  コルテム / 認知症の人の財産を守れ <高齢期の家庭経済><脳の健康>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/04/k0728.html
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 書いてあることは100%正しいし、大切なことだとは思う。
 
===== 引用はじめ
国民の皆さんへ
~大切な命が失われる前に~

  行政は万能ではありません。皆さんの命を行政に委ねないでください。
  避難するかしないか、最後は「あなた」の判断です。皆さんの命は皆さん自身で守ってください。
  「あなた」一人ではありません。避難の呼びかけ、一人では避難が難しい方の援助など、地域の皆さんで助け合いましょう。行政も、全力で、皆さんや地域をサポートします。
===== 引用おわり
http://www.bousai.go.jp/fusuigai/suigai_dosyaworking/pdf/honbun.pdf
P.33。引用カ所の全文を添付しています。
 


 正しいのに、なぜ、違和感をおぼえてしまうのか、考えてみた

  これは、行政から出た文章である
  あたりまえのことを書いている
 


① これは、行政から出た文章である
 内閣府が昨年末に公表した「平成307月豪雨による水害・土砂災害からの避難に関するワーキンググループ」の報告書の一である。行政が「行政は万能ではない」と書いている。その通りなのだが、何か、逃げているような気がする。

  あたりまえのことを書いている
 「行政は万能ではありません」「皆さんの命は皆さん自身で守ってください」は、書くまでもなく当たり前のことである。それを、わざわざ書いている。
  
 国民の意識の問題ではないかと思った。「困ったとき、お上がなんとかしてくれる」という意識が強いのではないか。

 
 
A)   精一杯頑張ってきたけれど力が付きそうになったところをお上が助けてくれた
B)   お上が助けるのが当たり前でしょう。我々は権利を主張します
 
 この違いではないか。行政の問題ではなく、問題は国民側にあると思った。
 


<出典>
災害激化 住民主体の体制を / 日本の防災、転換のとき
産経新聞(2019/04/15 )


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