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(K0841) 『ライフ・シフト 100年時代の人生戦略』(1) / アンドリュース・スコット氏(3) <人生設計>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/08/k0841-10013.html
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「V9(ブイ
ナイン、ブイ きゅう)とは、読売ジャイアンツが1965年(昭和40年)から1973年(昭和48年)まで、9年間連続してセントラル・リーグ優勝を果たし、プロ野球日本シリーズを制覇したことである。この期間をV9時代ともいう」(Wikipedia『V9
(読売ジャイアンツ)』)
(1) 長嶋監督(当時)の発言
ミーティングでミスをした選手を叱るでしょ。
こっちは発奮を期待しているのに、結果は委縮してまたミスをする(B)。ボクたちが若いころは、何か言われたら“ようし、見ていろ!”という気持ちになったが(A)、
いまの子たちはシュンとなってしまう。どうしたらいいんだろう(B)
(2) 阪神戦の際に宿舎となる兵庫県芦屋市の老舗旅館でのお話(その1)
いまの選手は夜の素振りでも、監督やコーチが見ているところでしかやらない(B)
昔の選手は見えないところで汗を流していたねぇ(A)
(3) 阪神戦の際に宿舎となる兵庫県芦屋市の老舗旅館でのお話(その2)
とにかく若手に個性がない。ひとりが“網焼きステーキ”を注文すると、みんなボクもボクも…(B)。
V9のころは“オレはすき焼き”“ボクはオイル焼き”といった調子でそれこそ、いろんなメニューを作らされたもんだよ(A)。
何故、変わったのでしょうか。考えてみました。
(1) 「褒めて育てよ」で変わった。叱られた経験が希薄だから叱られると委縮してしまう
(2) 「親の目が行き届くようになった」ので変わった。親が見ている時に勉強し、いないときに休憩していたのだろう
(3) 「良い子に育った」ので変わった。良い子は絶えず周囲に注意を払い、同調していく
対して、古い世代は、良い意味で放任されて育ったのでしょう(悪い意味だとネグレクトになってしまいます)
「子だくさんの頃のお母さん、掃除機や洗濯機もなくて忙しく、時間をかけて子供の面倒は見られない。でも、いつも気にかけていて、これは駄目だというところだけ、しっかり叱っていた」。V9戦士は、このように育てられた世代だったのではないでしょうか。
科学技術というものは、上乗せながら進化していきます。しかし、人間は、子育ては、そうはいかないようです。
<出典>
長嶋巨人に世代交代の波【虎番疾風録 其の参 42】 産経新聞(2019/08/15夕)
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