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(K0834) すまコミュニティビジネス大学(7) セッション <定年後>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/08/k0834-7.html
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韓国は歴史をゆがめて、嘘を自国民に教えている。それに対して日本人は、自国の歴史を知らないので、正しく反論できない。暗記学習で習ったものは、役立たない。
日本の歴史教育が変わる。小中高校の学習指導要領が大きく改訂されるからである。
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中央教育審議会は「次期学習指導要領等に向けたこれまでの審議のまとめ」(平成28年8月)の中で、「社会に開かれた教育課程」の実現を目標に掲げて、子供たちに「何ができるようになるか」を重視する視点の共有、教科書や教材の改善、多様で質の高い指導の充実を求めている。=====
現行は世界史が必修で、日本史は選択科目になっている。新指導要領では日本史と世界史を融合した新必修科目「歴史総合」が新設される。
「世界とその中における日本を広く相互的な視野から捉えて、近現代の歴史を理解する科目」としての「歴史総合」の新設は大変よいことである。
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「歴史総合」のモデルとなるのはアメリカの歴史教科書なのではないかと思わせた。その教科書には葛飾北斎の浮世絵「波」の写真が掲載されていた。設問の趣旨は「なぜこの絵は現代の私たちにも迫力をもって訴えるものがあるのか、この絵が描かれた時代の国際比較をとおして考えよ」だった。従来の日本の歴史教育であれば、「波」をみて作者名を答えさせる暗記学習がせいぜいのところだろう。そうではなく、このような知的に洗練された設問に答える「思考力・判断力・表現力」を養うことが目的だとすれば、「歴史総合」は歓迎されるべきである。
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「歴史総合」とは、世界史と日本史の融合だけでなく、「歴史の推移や変化を踏まえ、課題の解決を視野に入れて、現代的な諸課題の形成に関わる近現代の歴史を考察する科目」となっている。現代の諸課題の解決を目指して、歴史をさかのぼる。「歴史総合」とはそのような科目である。
「アクティブ・ラーニング」も取り入れられる。
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さらに新学習指導要領においては、「アクティブ・ラーニング」による「主体的・対話的で深い学び」、学びの質の向上が強調されている。高校の歴史教育も「アクティブ・ラーニング」の方法が活用されることになる。
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以上のような「歴史総合」の新設を中心に高校においても歴史教育は大きく変わる。本当の意味で〈役に立つ〉歴史教育が始まる。
大いに賛同するところであるが、私が高校に再入学して卒業できるか危うい。
「なぜこの絵は現代の私たちにも迫力をもって訴えるものがあるのか、この絵が描かれた時代の国際比較をとおして考えよ」と言われても、私は何も書けない。情けない。
私が出来なくても大した問題ではないが、はたして高校の今の歴史の先生たちは、このような授業ができるのだろうか?
<出典>
歴史の新たな学びを知的基盤に 学習院大学学長 井上寿一【正論】 産経新聞(2019/07/31)
https://special.sankei.com/f/seiron/article/20190731/0001.html
添付図は、
http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/062/siryo/__icsFiles/afieldfile/2016/08/01/1373833_10.pdf
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