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(K0616) 毒にも薬にもなる空家・空部屋・空地 ~ 掲示板活用 <地域の再構築>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/01/k0616.html
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「模倣の質問」を三つ、教えていただきました。
役に立ちそうです。
(1) 謙譲質問
もしよろしければ、○○についてもう少し詳しく教えていただけませんか?(2) WhyHow変換
どのようにしてそう思うようになったのか教えていただけませんか?
(3) 尋ね返し(反射的傾聴)
(質問に対して)そのことについてあなた自身はどう思っているのか教えていただけませんか?
<展開>
(1) 謙譲質問
基本形は、「教えていただけませんか?」。英語で言うと、”Teach me.”
丁寧に言う場合は、
前に「もしよろしければ、○○について」
さらに
「具体的に」「もう少し詳しく」
「例をあげて」
と続けてもよい。
これは、無難な聞き方であり、色々な場面で使えます。
この言葉から始めると、自分自身が傾聴のモードに入っていき、相手も、言いたいことを言いやすくなります。
応用範囲は広く、例えば、日常生活において、相手に抗議する場合や、相手に反対する場合も、最初にこの言葉から始めると、うまくいくことが多いです。
先ず、相手を尊重しているサインを送れます。
次に、お互いに感情的になるのを緩和できます。
さらに、相手の言い分を聞いてからこちらが話すので、説得力がでます。
(2) WhyHow変換
どのようにしてそう思うようになったのか教えていただけませんか?
これについては、既に書きました。
(3) 尋ね返し(反射的傾聴)
(質問に対して)そのことについてあなた自身はどう思っているのか教えていただけませんか?
「死んだらどこに行くんだろう?」
「この先、どうなるんだろうか?」「○○についてあなたはどう思う?」
答えにくい質問をされた時に、これを使うと良いそうです。
答えにくいし、答えられるとしても答えてしまうと、話題がこちらの言ったことが中心になってしまいかねません。
形式的に質問の形で話しかけてきたときも、たいがいは自分なりの考えをもっていることが多いようです。それを確かめたいのですが、前置きとして質問から入って来るのでしょう。
「反射的傾聴」は興味深い言葉です。「光が反射する」の「反射」だと思いますが、「反射的に」というと「(何かに反応して)すぐさま無意識的にするさま」という意味になります。答えにくい質問に「反射的に」にこのパターンで返せるようになると、ずいぶん楽になりそうです。
<出典>
梁勝則、「生きるのがつらいという高齢者のこころの理解と支援~傾聴のすすめ~」、平成30年度ゲートキーパー養成研修(応用編)(神戸市精神保健福祉センター)、こうべまちづくり会館、2018/12/21
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