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(K0491) 自治会 発 <地域の再構築>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/09/k0491.html
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● 女性にとってお手洗い問題は深刻だ
(1) 大阪・天神祭りで、どんどこ船(*)なるものに乗った(私の経験ではなく、新聞記事)。
祭りの最高潮で大川を行き来する約百隻の一種で、筆者が乗ったのは普段は浚渫作業に使われる土運船。それをきれいに洗い、板敷にして茣蓙を敷き、人が乗れるように急造した船である。
さすがに心地よく、お神酒が進んだ。となると、必要になるのはお手洗い。そこが急造船の悲しさで、便器の下に川面が見えるような簡素なものしかない。男はたいして気にならないが、女性は困るだろうなと同情した。というのは、120人の乗客の中に10人以上の芸舞妓さんが、浴衣姿でいたからである。
(*) 例えば、https://4travel.jp/travelogue/10258929
添付写真は、このサイトからの転載。
(2) 「女性はその問題があるから、自衛隊の仕事でも大変なんですよ」と隣席の人
阪神大震災以来、災害出勤する部隊には少なからず女性自衛官がいる。出勤先は戦場さながらの修羅場である。
男性はやむを得ずにどこかで失礼することができても、女性はそうはいかない。かといって、その度に宿営地に帰ったり、ただでさえ数少ない仮設トイレなどを使用することもできない。
● そこにプロ意識が発揮される。どうしているか。
(1) 元舞妓の女性に胸中を聞いてみた
「うちらは、お手洗いなんか一生行ったことがおへん、という顔でお座敷を務めますよって、4、5時間ぐらい、心配せんでよろしおす」
見事なプロ意識
(2) 自衛隊の話をした、隣席の陸将補が説明してくれた
「そこで、紙パンツのようなものを着用して出勤しているんです。阪神大震災以来、ずっとそうです」
被災地での心ない言葉に傷つく女性自衛官がいることも教えてくれた。「もっと早く来れなかったのか」「これより先に他で活動したのは何故なんだ」等々。「大切な人や家を失ったばかりの人たちですから、謝ってすぐに救助・支援活動に入りますが、女性の中には気にする隊員もいます」自衛隊員も生身の人間で、その弱みをプロ意識で鎧のように覆っている。国民の生命と財産を命がけで守ると宣誓して任官する自衛官だから、こうした話を聞く機会は少ない。
<出典>
安本寿久、真夏に知った2つのプロ意識【まあ、聞いてくんなはれ!】 産経新聞(2018/08/25)
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