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=====(K0209) 「認知症観を転換」する必要性 / 認知症観の転換(1) <脳の健康>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/11/k02091.html
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目標&ポイント
===== 引用はじめ
多くの人が抱く「家庭」のイメージは、「ほっとする場所」、学校や仕事、あるいは人間関係等に傷ついたとき「休む場所」である。しかしながら、家庭が、安らぐ場所としての機能を果たせないことがある。家族の中で弱い立場にあるメンバーに対する虐待は後を絶たない。被害者となるのは、養育、扶養やケアを必要とし、加害者を拒めない人たちである。
…
本章では、家族内の虐待の実態、その影響及び法律や行政等による虐待防止の取り組みについて学び、虐待があってはならないことを再認識することにしたい。
===== 引用おわり
虐待に関連する法律は4つある。
(1) 平成12年制定 児童虐待防止法
(2) 平成13年制定 配偶者からの暴力等防止法(DV防止法)(3) 平成18年制定 高齢者虐待防止法
(4) 平成23年制定 障害者虐待防止法
このうち、(1)~(3)をこのテキストでは解説している。
これらの法律は、
(1) 虐待を処罰するためのものではなく、
(2) 虐待を受けた児童・高齢者や暴力を受けた配偶者等の保護や、(3) 虐待を防止するための家族の支援、
(4) 国・地方公共団体等の責務
を定めたものである。
虐待あるいは暴力としては
(1) 身体的
(2) 心理(精神)的(3) 性的
(4) ネグレクト(社会的隔離、放置・放任)
(5) 経済的
(6) その他
がある(添付表参照)。
<構成> 第6章 家族の虐待
1. 子どもの虐待
2. ドメスティックバイオレンス(DV)3. 高齢者虐待
<もう少し詳しい目次>
1. 子どもの虐待
(1) 増え続ける虐待
(2) 児童虐待とは?(3) 児童虐待への対応
(4) 子育て支援
2. ドメスティックバイオレンス(DV)
(1) DVの実情
(2) DVとは(3) 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法)
(4) 保護命令(DV防止法 10条~22条)
(5) 女子差別撤廃条約と男女共同参画社会
3. 高齢者虐待
(1) 高齢者虐待の実態
(2) 高齢者虐待の防止、高齢者の擁護者に対する支援等に関する法律(高齢者虐待防止法 平成18年制定)
出典
川島志保、「第6章 家族の虐待」、川島志保・関ふ佐子、「家族と高齢社会の法」、放送大学教材(‘17)
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