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=====(K0202) 住む環境・地域により健康は左右される / 「地域元気力アップ講演会」(1) <地域の再構築>
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第3回 11月20日放送/11月22日再放送
バランスこそ幸福の条件月曜日 午後 10:25~10:50
(再)水曜日 午前 05:30~05:55
午後 00:00~00:25
整理する。
『幸福論』(ラッセル)の目次、テキスト該当、Blog該当
----------------------------(先行紹介) … Blog(1038)(1044)
第1部
不幸の原因
不幸の最大の原因 … テキスト第1回 … Blog(1047)不幸の具体的な原因 … 同上 … 同上
解決策 … テキスト第2回 … Blog(1051)
第2部
幸福をもたらすもの
幸福はそれでも可能か … テキスト第3回 … Blog(1061) ●今回幸福になる具体的な方法… 同上 … Blog(1062) ●次回
幸福な人とは … テキスト第4回 … Blog ●後日
第1部では、不幸の原因を明らかにし、不幸な人がその原因を取り除くことで幸福になれるよう、思考をコントロールする解決策を示した。しかし、これでは先ず不幸がないと、幸福になれない。
第2部には、普通の人がより幸福になるための方法も含まれている。
第2部では、
① 総論のような形で予備的考察を行った後
② 幸福になるための具体的な方法を提示している。
今回が①、次回が②になる。
① の結論的な部分を先に紹介すると、
===== 引用はじめ
幸福の秘訣は、こういうことだ。あなたの興味をできる限り幅広くせよ。そして、あなたの興味を惹く人や物に対する反応を敵意あるものではなく、できるかぎり友好的なものにせよ。===== 引用おわり
7種類の幸福がある。
私の感想としては、具体的で、経験的に納得できる。
(1) 達成の喜びを味わうために何かに熱中できると幸せになれる
(2) 科学者は幸福だ(芸術家は必ずしも幸福でない)
科学者はその仕事を周りから評価されるが、芸術家は必ずしもそうではない
(3) 困難だけれど実現不可能ではないと思われる目的を追求できると幸福だ
例えば世の中を変えようと熱くなる、その状況も幸せだろう
(4) 何か特技を伸ばせる人なら誰でも仕事の喜びが得られるので、幸福になれる
周りを圧倒してやろうなどと考えず、自分の技術を生かすことに満足を得られればの話
(5) 主義主張を信じることは幸福の源泉なのだ
政治的なものだけでなく、もっとささやかな信念のことも含む
(6) 趣味に熱中することも幸福の源泉になる
他人に害を及ぼさない限り、いかなる趣味の楽しみも尊重されるべきである
(7) 根本的な幸福は、趣味以上に、人や物に対する友好的な関心の中にある
趣味は現実からの逃避になっているかもしれない
出典
小川仁志(2017/11)、ラッセル『幸福論』、100分de名著、NHKテキスト(NHK出版)
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