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=====(K0059) 対人援助という活動 -アマチュアリズムと専門家、どう違うか- / 「生きづらさの中を生きる」(1) <共助>
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今朝(6/27)の朝刊の第一面にデカデカと「藤井四段 最多29連勝 30年ぶり新記録」。
テレビでも大騒ぎである。見た目普通の男の子が、謙虚にインタビューに答えながら勝ち進むのが、快感なのだろうか。
振り返ると、将棋・碁の世界で、一連の華やかなニュースがあった。
・ 将棋:羽生の七冠独占(1996年2月14日=王将奪取日-7月30日=棋聖失冠日)
・ 囲碁:井山の七冠独占(2016年4月20日=十段奪取日-11月3日=名人失冠日)
それ以来の、注目度である。
一方、寂しいニュースもあった。
将棋:将棋の第2期電王戦二番勝負第2局が20日、兵庫県姫路市の姫路城で指され、後手のコンピューターソフト「PONANZA(ポナンザ)」が第1局に続き佐藤天彦名人(29)を破った。棋士とソフトが戦う電王戦は2012年に始まり、形を変えながら続いてきたが、今回で終了。昨年から棋士とソフトの代表が二番勝負を戦う形となり、2年連続で棋士の連敗で終わった。(2017/05/27。日本経済新聞)
囲碁:米グーグルが開発した囲碁用の人工知能(AI)「アルファ碁」と世界最強とされるプロ棋士、柯潔九段(か・けつ、19)との三番勝負の第3局が27日、上海近郊の烏鎮で打たれ、アルファ碁が勝った。第1、2局に続く3連勝で、もっとも難しい知的な盤上ゲームの囲碁でもAIが人間トップを圧倒する実力を備えたことを示した。(2017/05/20。日本経済新聞)
将棋・碁の勝負の世界で、AI対人間の対決は、結論が出たようだ。
ただ、AIは「感動」を呼び込まない。
将棋も碁も、これから人々に愛されることは、変わらないだろう。
それでも、悔しいな。
AIは、人間から学んで、人間より強くなった。藤井四段は、AIからも学んだ。いつの日か、AIより強くなってほしい。
ちょっと、期待してしまった。
そもそも、AIに教えてあげたのは、人間だ。
写真はいずれも、日本経済新聞より。
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