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(K0012) 生活習慣病予防・介護予防 <仕上期>
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最近テレビの契約を変えたので見ることができなくなったが、WWE(World Wrestling Entertainment)のプロレスをよく見ていた。
「プロレス団体としてのスタイルは、完全にドラマ仕立てのショープロレスで、試合における技の美しさや流れよりも、ストーリーの流れの方が注目されることが多い。しかし試合そのものはプロレスの基本に忠実な正統な展開を好み、あまり大技を使わずに試合を構成できる実力派の選手も多い。一方では凶器有りのデスマッチを得意とする者もおり、単にストーリーだけの団体ではない。」
さて、この番組では「肉弾戦」とともに「舌戦」も展開され、そこで「謝罪しろ(apologize)」という言葉がよく出てくる。そしてその謝罪のストーリーは、日本人の私から見ると奇妙に展開していく。
(1) AがBに謝罪せよと要求する。その理由は述べるが、内容は理不尽なものが多い。でも、形式としては、一応整っている。
(2) Bが拒否すると、Aの制裁が始まる。例えば、徒党を組んで痛めつける。経営層も加わり、選手が謝罪を拒否すると、3:1の変則試合を組む。4人は実力が伯仲しているので、1人(謝罪を要求されたが拒否した人)は、さんざん痛めつけられる
(3) たまには、Bの仲間が現れることがあり「抗争」となるが、だいたいは、Bが痛め続けられる
(4) Bがたまらず謝罪すると、AとBの支配関係が確立し、AはBに理不尽な要求を出し続ける
(5) Bが謝罪したのは、Bが悪かったのでも論争に負けたのでもない。力で押しつぶされたのである。Bは「戦略的忍耐」をしながら力を蓄え、やがて反撃する
中国、韓国、ロシア、北朝鮮と渡り合うには、このストーリーを知っておらねばならない。相手の出方をよく見て、適切に対応しなければならない。
そういう意味において、日本に馬鹿な政治家(私は「政治屋」と呼びたい。「政治家」とい言葉の品位を落としたくない)が多すぎる。
国際社会において、不用意な謝罪は、国を亡ぼす。
余談であるが、WWE現会長ビンス・マクマホン氏とトランプ大統領は親友である。
「ロイター通信によると、ドナルド・トランプ次期アメリカ大統領は2016年12月7日、プロレス団体 “WWE” の共同創業者で元最高経営責任者のリンダ・マクマホン氏を中小企業庁長官に指名する方針を明らかにした」
リンダ・マクマホン氏は、ビンス・マクマホン氏の妻である。なお、この記事は去年の12月のもので、その後どうなったかは、私はフォローしていない。
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