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2019年10月7日月曜日

(1749)  ビューティフル(美)とは何か / 【20190930_一服どうぞ】(1)

 
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http://kagayakiken.blogspot.com/2019/10/k0890.html
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beautiful()はその対象にだけ備わるのでなく、受け手の感覚・感情に影響を及ぼす。その感覚・感情を享受する備えのない受け手にとっては、美は存在しない。備えがないから「美がない」のではないか
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 「目鼻立ちが美しい」に、”beautiful”は使わないようです。
 
 “beautiful applies to whatever excites the keenest of pleasure to the senses and stirs emotion through the senses.” (Merriam-Webster Online “beautiful”
 (正確ではないという指摘を受けたことがあるが、)Google翻訳によれば「美しいは、感覚への快楽を刺激するものすべてに適用され、感覚を通して感情をかき立てます」となります。
 
 「感覚を通して感情をかき立てられない」のでは、そこに美が無かったことになります。ところが、同じものを見ても、同じ光景を見ても、美と感じる人と感じない人がいます。美は、そのものと受け手との関係性に依存するようです。
 一方、多くの人が美しいと思うものとそうでないものとがあります。美はそのものの属性の一つと考えられます。また、審美眼のある人とない人がいます。
 
 美しいものを美しく感じる感性が育っていくと、美しいものを見る機会が増えるでしょう。ただ同時に、汚いものが汚く見えることも増えてしまいそうです。
 


===== 引用はじめ
 ビューティフルという言葉は、日本では美しい! という感嘆詞のように使われているが、英語圏では、単に美しいという意味のみならず、素晴らしいとか、良き人などの意に用いている。
 令は命令などに用いていることが多いので、ちょっと威圧的と思われるかもしれないが、古語に「菊花令人寿」というのがある。令人は、人の心を引き寄せる、人をしてしからしめるといい、菊の花の自然の美しさが人の心を和やかにしてくれる、尊ぶという意味である。だから「素晴らしい和やかさ」ととらえて当然である。
===== 引用おわり
【一服どうぞ】裏千家前家元・千玄室 素晴らしい和やかさ
https://www.sankei.com/life/news/190930/lif1909300014-n1.html
産経新聞(2019/09/30)
 
 外務省で、「令和」をビューティフル・ハーモニーと訳して海外へ紹介しています。そのような意図で名づけたというのだから、それ自体に嘘はありません。それはそれでよいと思います。
 
 ただ、「人をしてしからしめる」というなら、「命令」の「令」でしょう。
https://ameblo.jp/chado-kyutotsuan/entry-11037549684.html

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