【 衆院選結果 ・ 選挙区 】 前回衆院選と比較して、立民(18→57)、維新(3→16)、自民(220→189)、公明(8→9)、希望(18→0)(解党による)、国民(0→6)、共産(1→1)、社民(1→1)。数だけではない。どこからどこに変わったか。
選挙区。前回衆院選との比較
(1)
立民 … 11選挙区を維持。18から57選挙区に39増加
奪ったのは、計46。自民(28)、無所属(10)、希望(8)
奪われたのは、計7。自民(6)、維新(1)
(注)前回は、合流前の旧立民。希望(8)は、実質移籍ではないか。自民から28奪っている。選挙区では、立民は敗北などしていない。圧勝しているように私には思える。その一方、比例代表では惨敗した。選挙区だけを見ると、枝野氏の狙いはある程度は実現した(本当は、もっと大勝を狙っていたのだろうが)
(2)
維新 … 3選挙区を維持。3から16選挙区に13増加
奪ったのは、計13。自民(11)、立民(1)、無所属(1)
奪われたのは、計0
(注)奪われた選挙区はなかった。主に自民から奪った。自民から見て「維新は敵」
(3)
自民 … 170選挙区を維持。220から189選挙区に31減少
奪ったのは、計19。無所属(8)、立民(6)、希望(5)
奪われたのは、計50。立民(28)、維新(11)、無所属(9)、国民(1)、公明(1)
(注)立民、維新、国民から計40奪われたが、奪い返したのは立民(6)のみ。選挙区では、前回と比較して惨敗。それにしても170選挙区で守ったというのは、他党と一桁違う。
(4)
公明 … 8選挙区を維持。8から9選挙区に1増加
奪ったのは、計1。自民(1)
奪われなかった
(注)固く守った。特に近畿ブロックで、自民は維新に11奪われたが、公明は奪われなかった。したたかだ。自民(1)は、特殊事情。河井克行元法相が逮捕された広島3区。自民・公明同意のもと、公明から立候補した
(5)
希望 0選挙区を維持。18から0選挙区に18減少
奪ったのは、計0(解党している)
奪われたのは、計18。立民(8)、自民(5)、国民(4)、無所属(1)
(注)奪われたというより、解党にともない移籍した人が多いのではないか。例えば、同じ人だが、前回は希望から当選し、今回は立民から当選した人もいるだろう。
(6)
国民 0選挙区を維持。0から6選挙区に6増加
奪ったのは、計6。希望(4)、自民(1)、無所属(1)
奪われたのは、計0。
(注)前回は未だ立党していなかった。希望(4)は、移籍ではないか。
(7)
その他
共産と社民は、各々、1選挙区を維持、奪いも奪われもなかった
無所属は、前回20、今回は10。野党統一候補で、無所属に厳しかったのではないか。無所属で当選後、入党する人もいる。静岡5区から無所属で当選した元民主党幹事長の細野豪志さんは、選挙後、自民党への入党が認められた。
れいわ、N党、諸派は、前回も今回もゼロ
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