【 役に立つ馬鹿 ・ 政治勢力 】 馬鹿でも役に立つのなら結構なことではないか?と考えるのは危険。役に立つ馬鹿とは、無邪気にも自分では良かれと思ってやっていることが、実は特定の政治勢力に利用されている人物や勢力を意味する。
役に立つ馬鹿になる勿れ[A] 「役に立つ馬鹿」とは? ←←←←←←
役に立つ馬鹿になる勿れ[B] 『中国による影響力行使作戦』
さきの大戦後、この国は何に支配されてきたのだろうかと考えたとき、ふと思い浮かんだのが「役に立つ馬鹿(ばか)」という言葉だ。
役に立つ馬鹿とは、無邪気にも自分では良かれと思ってやっていることが、実は特定の政治勢力に利用されている人物や勢力を意味する。
冷戦時代、西側諸国の親ソ連派らを指す政治用語として使われた。現在はさしずめ、中国との友好協力に熱を上げる人々や団体がこれに当たるのだろうか。
(1)
政治面では、影響力のある与野党の議員や引退した政治家、大手メディアを利用する。
(2)
経済面では、中国への経済的依存度を高めさせ、禁輸措置や貿易での制裁、民衆を扇動した不買運動などを仕掛け、多くの企業を屈服させるという。
(3)
教育面では、海外の大学で、中国人留学生を使って同じ留学生や教員、大学当局を監視するほか、中国共産党に批判的な研究者の処罰を求めたりしていると指摘している。
(4)
共同研究と称し、他国の知識や先端技術を盗んでいるのも問題だという。軍事と民間技術の融合を掲げる中国相手に、知らず知らずのうちに、大量破壊兵器や先端軍事技術、中国人民を弾圧するための監視技術の開発に協力してしまっている研究者もいるという。
<出典>
【タイトル】 役に立つ馬鹿になる勿れ
【新聞】 産経新聞(2021/10/19) 一筆多論
【タイトル】 役に立つ馬鹿になる勿れ
【URL】
https://www.sankei.com/article/20211019-BQRIVUGTFJX7D4Y4VJWCBNHPI/?667887
【発信者】 佐々木類
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