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このブログは、左側の投稿欄と右側の情報欄とから成り立っています。

2018年7月31日火曜日

(1316) 「結婚・出産して一人前」が過去最低

 
◆      最新投稿情報
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(K0457)  介護休暇を取得する条件 <介護>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/07/k0457.html
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===== 引用はじめ
 「結婚してはじめて一人前だ」と考える人は、昭和63年は、夫で47.7%、妻で41.7%だったが、今年は夫で27.8%、妻で17%と過去最低に。
 「子どもをもってはじめて一人前だ」と考えている人も、今年は夫で30.2%、妻で20.8%と過去最低になった。
===== 引用おわり
 

私の感想

(1) 建前
 「結婚・出産して一人前」などとは、とても言えません。
 
(2) 本音
 結婚・出産しなくても一人前になれるが、その経験をした人は、しない人より、経験が増えていることは確かだ。
 そして、その経験は、人生にとって、かなり大きな意味をもつ。苦労して乗り越えたという意味と、それによる幸せをかみしめたことがあるという意味である。
 「結婚・出産して」良かったと思う人が増えてほしい。
 
(3) 強さの実感
 女性はそもそも強い。結婚して更に強くなる。出産して更に強くなる。だから女性にかなうわけがない。
 出産すると強くならざるを得ない。それだけ出産・子育ては大変なことだ。しかし、その大変さより大きい何物かをもたらしてくれるものでもあると思う。
 


<出典>
「結婚・出産して一人前」が過去最低 博報堂生活総合研調査「家族の絆強くする」は最高 
産経新聞(2018/07/27)
 
「結婚・出産して一人前」が過去最低 「家族の絆強くする」は最高 博報堂生活総合研調査
https://www.sankei.com/life/news/180727/lif1807270008-n1.html

2018年7月30日月曜日

(1315)  (21) 内村鑑三『余はいかにしてキリスト信徒となりしか』 / 「明治の50冊」

 
      最新投稿情報
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(K0456) 身元保証人の署名がないと受け入れない <高齢期の住まい>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/07/k0456.html
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 内村鑑三の半生記である『余はいかにしてキリスト信徒となりしか』の原題は『HOW I BECAME A CHRISTIAN』。
 

A)   どんな本か

(1)  武士の子として生まれた明治の青年が西洋とまともにぶつかった魂の遍歴
(2)  内村の決意(これは武士の家に生まれた者の定めです)
 
B)   出版の経緯

(1)  改宗の理由を英語で書いた
(2)  先ず日本から刊行され、アメリカでも発刊されたが、増刷はされなかった
(3)  日露戦争後、欧州諸国で読まれた
(4)  日本語版は40年後に出版された
 


【展開】
 
A)   どんな本か

(1)  武士の子として生まれた明治の青年が西洋とまともにぶつかった魂の遍歴
 明治時代、日本人は西洋文明を支えるキリスト教とは適当に距離をおきながら付き合ってきた。ところが内村という誠実な人間は、これとまともにぶつかり、渡米の経験を経て、ついにはパウロのキリスト教(無教会主義)にまでさかのぼっていったのです(『内村鑑三』(文春学藝ライブラリー)を著した文芸批評家の新保祐司さん)
 
(2)  内村の決意(これは武士の家に生まれた者の定めです)
 《私は主を見いだし、主はただちに主の戦場に赴けと命じたのです! これは武士の家に生まれた者の定めです。不平を言わず、ありがたく思いましょう》


B)   出版の経緯

(1)  改宗の理由を英語で書いた
 宣教師大会で内村は、改宗の理由を15分以内で話すよう求められる。そんな短時間で魂の重大な変化を語ることは不可能だった。その代わり、誠実につづった魂の遍歴をアメリカで出版しようとしたのだ。
 
(2)  先ず日本から刊行され、アメリカでも発刊されたが、増刷はされなかった
 ところが、アメリカの病んだ社会の様子を率直に描いたためか、同国ですんなりと出版されず、まず日本のプロテスタント超教派出版社である警醒社から刊行された。28年のことだ。その翌年にアメリカで500部が発行されるが増刷されることはなかった。
 
(3)  日露戦争後、欧州諸国で読まれた
 ところが日露戦争後、欧州諸国の関心が日本に向けられたことも手伝って、ドイツ、フィンランド、スウェーデン、デンマーク、フランスなどで相次いで翻訳出版され、ドイツでは1万部以上が発行された。
 
(4)  日本語版は40年後に出版された
 日本語版は初版刊行から40年後の昭和10年に弟子の鈴木俊郎の訳で岩波書店から出版され、3年後に岩波文庫に。文庫版は、一昨年に絶版となるまで78刷約25万部が発行された。
 


【プロフィル】内村鑑三(うちむら・かんぞう)
 万延2(1861)年、高崎藩士の家に生まれる。札幌農学校でキリスト教に入信。生涯を2つのJ(イエスと日本)にささげると誓う。23歳で渡米。アマースト大、ハートフォード神学校で学ぶ。帰国後、第一高等中学校の嘱託教員となるが、教育勅語奉読式で「不敬事件」を起こし辞職。いくつかの学校の教員をへて著述家として立つ。日露戦争では非戦論を唱え、明治33(1900)年に「聖書之研究」を創刊、誌上と集会で無教会主義のキリスト教を説く。晩年はキリスト再臨運動に没頭し、昭和5(1930)年没。
 


<引用>
内村鑑三「余はいかにしてキリスト信徒となりしか」 西洋と対峙した魂の遍歴
【明治の50冊】(21) 産経新聞(2018/07/23)
(内村鑑三の写真はここから)
 
(21)内村鑑三「余はいかにしてキリスト信徒となりしか」 西洋と対峙した魂の遍歴
https://www.sankei.com/life/news/180702/lif1807020011-n1.html
(本の写真はこのサイトから)


2018年7月29日日曜日

(1314)  仏「普遍的国民奉仕」制度(3) 日本での適用検討

 
      最新投稿情報
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(K0455) 「年齢の壁」崩れ、50歳以上の転職活況 <高齢期の仕事>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/07/k045550.html
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 (1309)(1311)で仏「普遍的国民奉仕」制度について書いた。とてもよい制度なので、日本にも取り入れるとよいと思うが、多分、妨害されるだろう。「自衛隊」という名が出ただけで駄目、「実は、徴兵制度復活を狙っている」と言って、中国も韓国も含めて大合唱が始まるだろう。

 歩兵の肉弾戦が主流だった日露戦争二〇三高地の時代は終わった。今やオペレーションの難しい近代装備が主流になっており、皆兵制度は意味がなくなっているので、そんな方向には向かうわけがないのだが、明治時代の意識のまんまの「政治家」と「国民」が多いようだ。
 

 その議論を避けるなら、自衛隊とは切り離した「普遍的国民奉仕」育成機関を創ったらどうだろうか。自衛隊は、協力組織として、教育・訓練を担当するとともに、装備を貸し出す。
 
 今回のような、災害復旧での活躍を期待している。ニュースによれば、大勢の若者が被災地に馳せ参じている。喜ばしい。ただ、現状では、個々人レベルの「泥だし」作業が主流になっているようだ。それも必要なのは確かだけれど、装備の提供を受け、訓練された、組織的な動きができれば、彼らの奉仕精神は何倍もの貢献につながるだろう。
 

 災害復旧で自衛隊が活躍しているのは、ありがたいことだし、好ましいことだと思うが、自衛隊は本来は軍隊であり、絶え間のない訓練が必要である。災害復旧作業への関わりは、自衛隊の練度を下げる。「普遍的国民奉仕」育成機関との協同により、自衛隊は効果的に災害復旧に携われることになる。
 
 ただ、それでも反対されるだろう。おそらく「普遍的国民奉仕」という言葉だけで、「反動的だ」と拒否反応が出て、強力な反対運動が起こるのではないだろうか(私がいう程度なら、影響力が無いから騒ぎにはならないだろう)。
 

 若者をしっかり自立させ、災害復旧にも役立ち、間接的ではあるが実質的な防衛力強化にもつながると思うが、実現への道は遠そうに見える。「若者を防衛力強化に駆り立てるのか?!」。こんな反発がでそうだ。
 
 日本は、なんで、こんな変な国になってしまったのだろうか?

2018年7月28日土曜日

(1313)  挫折とは何か?(「半分、青い」を視聴して)

 
      最新投稿情報
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(K0454) 「免許更新時の認知機能検査」の効用 <脳の健康>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/07/k0454.html
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 私の定義:

 挫折とは、「事や計画などが、中途で失敗しだめになること」ではなく、「そのために意欲・気力をなくすこと」を指す。

(ご参考)デジタル大辞泉(小学館)『挫折』
  https://dictionary.goo.ne.jp/jn/88088/meaning/m0u/


 だから他者の目から見て挫折であっても、本人にとって挫折でないこともある。
 


 一般的な用法に従って、それを二つの定義に分けてみよう。

挫折(1)=事や計画などが、中途で失敗しだめになること
挫折(2)=そのために意欲・気力をなくすこと
 


 「目標を立て、そのために努力し、成就する」に囚われている人が多いように思う。その人にとっては、挫折(1)が必然的に挫折(2)に結びつき、そこから這い上がるのは容易でない。一方、挫折(1)に遭ったにもかかわらず挫折(2)に陥って崩れてしまわないように頑張っている人もいる。
 

 また、別の見方をすると、自分の人生の充実を「成就する」に求める人と、「そのために努力する」に求める人がいる。
 
 目標に向かって遮二無二頑張っているとき、結構、充実感をもつ。その時には、目標に実体がある。しかし、目標には賞味期限があり、賞味期限を過ぎてしまうと、美味しかったはずのものが不味くなり、執拗にこだわっていると食中毒にもなりかねない。
 
 
 NHK連続テレビ小説「半分、青い。」の鈴愛たちには、挫折(1)を乗り越え、豊かな人生を歩んでほしい。もしかしたら、挫折(1)は、より豊かな人生を送るための神様の贈り物かもしれない。それを贈り物にするのは、私たち自身の生き方である。

 


添付写真は、次のサイトから。
https://www.nhk.or.jp/hanbunaoi/story/week_17.html


 

2018年7月27日金曜日

(1312)  幸と不幸の分かれ目



      最新投稿情報
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(K0453) 「ポリファーマシー」(健康被害を招く多剤併用)(2)環境整備 <体の健康>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/07/k04532.html
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===== 引用はじめ

車いす介助に頭下がる思い
      無職 井村 丕 73

 電車に乗るとき、駅員が車いす利用の乗客に対し、スムーズに乗降できるようにスロープ板を渡すサービスをよく見かける。
 駅員さんが誠心誠意、対応されているのを見るたびに当然と思いつつも、頭が下がる思いで眺めていた。車いすのお客さんも申し訳なさそうに、丁寧にお礼を言う。
 ところが先日は違った。猛暑の中、噴き出す汗もぬぐわず、スロープ板を渡す駅員さんがいた。その上を4050代の男性がスマートフォンを手に車いすで乗車した。
 彼は何事もなかったようにスマホを操作している。礼を言うでもなく、頭も下げず、当然といった様子に見えた。「それはないだろう」と思った。
 いざというときに助け合う日本人のやさしさ、人に尽くす心意気を誇りに思う。困ったときはお互いさまだ。助けを受けたときはひと言お礼を言いたいと思った。 (大阪府枚方市)
===== 引用おわり
【談話室】産経新聞(2018/07/26)
 


 私が感じたのは、「醜い」「嫌悪」「不快」である。
 

 世の中には二種類の人がいる。引用したようなこと(助けてもらいながら感謝しないこと)を平気でする人が(A)、それを私のように「醜い」「嫌悪」「不快」と感じる人が(B)。私の近くに(A)の人はいてほしくない。(B)の人と共にいたい。そこで、二つの国に分けよう! A国の住民は(A)、B国の住民は(B)。きっとA国は不幸せの国、B国は幸せの国になるだろう。もちろん私は、幸せの国に住みたい。
 


 そこで、さらに考えた。
 
 障害や貧困で不幸になる人がいる。その一方、障害や貧困にもかかわらず幸せな人もいる。その分かれ目は何か? それは感謝の気持ちをもてるかどうかではないか。他にも要因があるが、これが一番重要そうだ。

 
 障害や貧困は不幸のきっかけにはなるが、それで全てが決まるわけではない。本当に決めるのは、別のところにあるのではないか。感謝する心だ。
 
 「助けてもらうのは権利だ」「助けてもらうのは当たり前だ」という意識の人がいるが、違うのではないか。助けてもらうということは、なかなか無い、「有り難い」ことなのだ。「ありがたい」ことなのだ。自分一人ではできないことを助けてもらえば「ありがとう」だろう。
 
 そうだ、幸せの国に、助ける人も必要だ。いや、いや、自ずと、皆、助ける人でもあるだろう。なぜなら、助けてもらう幸せを知っている人たちだから。この幸せの国では、障害や貧困の人もまた、自分のできる範囲で、助ける人になろうとするに違いない。

2018年7月26日木曜日

(1311)  仏「普遍的国民奉仕」制度(2) 軍事的側面

 
      最新投稿情報
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(K0452)  改正道交法にともなう「認知機能検査」(警視庁) <脳の健康>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/07/k0452.html
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 仏「普遍的国民奉仕」制度には、二つの側面がある。

A)   軍事的側面仏「普遍的国民奉仕」制度
B)   若者の社会参加の側面
 
 (1309)ではB)を中心に述べた。今回はA)について述べる。
 


 マクロン大統領は昨年の大統領選で「徴兵制復活」を公約したが、軍事的側面は大きく後退した。
 


(1)  マクロン氏は、昨年春の大統領選で徴兵制復活を公約した
(2)  連帯感や国民意識を高めることを狙った
(3)  大学生や青年団体など約10組織が、一方的な徴兵制導入に抗議する共同書簡を発表した
(4)  国会では「軍の負担増大につながる」との懸念も出た
 


【展開】

(1)  マクロン氏は、昨年春の大統領選で徴兵制復活を公約した
===== 引用はじめ
 徴兵制復活はマクロン氏が昨年春の大統領選で公約。大統領就任後の今年1月、軍幹部を前に実施の決意を示した。
===== 引用おわり
 
(2)  連帯感や国民意識を高めることを狙った
===== 引用はじめ
 背景には2015年以降、国内で相次いだイスラム過激派テロで、実行犯の大半がフランス生まれの移民2世だったことがある。社会で疎外されがちな2世と白人の若者が共同生活を送り、連帯感や国民意識を高めることを狙った。マクロン氏は「国民結束の機会」と述べ、海外派兵や戦力育成が目的ではないと強調していた。
===== 引用おわり
 
(3)  大学生や青年団体など約10組織が、一方的な徴兵制導入に抗議する共同書簡を発表した
===== 引用はじめ
 しかし今月初め、大学生や青年団体など約10組織が日曜紙で、一方的な徴兵制導入に抗議する共同書簡を発表し、「押しつけには反対。奉仕活動は国民が選択できる制度にすべきだ」と訴えた。
===== 引用おわり
 
(4)  国会では「軍の負担増大につながる」との懸念も出た
===== 引用はじめ
 国会では「軍の負担増大につながる」との懸念も出て、政府は方針修正を迫られたとみられる。
 制度は年間60万~80万人の参加を見込んでおり、年30億ユーロ(約4千億円)かかるとの試算がある。
===== 引用おわり
 


<出典>
仏政府 大統領公約の「徴兵制」、16歳国民に一カ月の義務奉仕 軍事側面は後退 民間奉仕に軸足
http://www.iza.ne.jp/kiji/world/news/180628/wor18062819180021-n1.html
添付の表は、このサイトから。


2018年7月25日水曜日

(1310) 【来月予告】:「for ティーンズ」。【投稿リスト】:「河合隼雄スペシャル」 / 100分de名著

 
      最新投稿情報
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(K0451) 「ポリファーマシー」(健康被害を招く多剤併用)(1)実情 <体の健康>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/07/k04511.html
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【来月予告】 「for ティーンズ」。 / 100de名著
 
2018年8月号 (100de名著)    テキストは、7月25日発売予定!
for ティーンズ」(予定)
講師:ヤマザキマリ、瀬名英明、若松英輔、木ノ下裕一
若い世代にこそ読んでほしい4つの名作
 
『星の王子さま』をヤマザキマリさん、『ソロモンの指輪』を瀬名英明さん、『走れメロス』を若松英輔さん、『百人一首』を木ノ下裕一さんが、わかりやすく平易に解説。読書感想文や自由研究に悩む中高生に、本を読むことの楽しさ、大切さをお届けします。ぜひ親子でお楽しみください。
 


【投稿リスト】 「河合隼雄スペシャル」
 
(1282)  こころの物語を読み解く/ 河合隼雄スペシャル(0) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/06/1282-0100de.html
 

(1284)  コンプレックス / 河合隼雄スペシャル(1-1) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/06/1284-1-1100de.html
 

(1286) 「影」 / 河合隼雄スペシャル(1-2) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/07/12861-2100de.html
 

(1291) 「イメージ」 / 河合隼雄スペシャル(2-1) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/07/12912-1100de.html
 

(1292) 「夢」 / 河合隼雄スペシャル(2-2) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/07/12922-2100de.html
 

(1297)  昔話から日本人の深層心理を読み解く / 河合隼雄スペシャル(3-1) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/07/1297-3-1100de.html
 

(1299)  三位一体・三者構造・空位構造 / 河合隼雄スペシャル(3-2) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/07/1299-3-2100de.html
 

(1302)  ユング心理学と仏教 / 河合隼雄スペシャル(4-1) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/07/1302-4-1100de.html
 

(1304) 「牧牛図」と「賢者の薔薇園」 / 河合隼雄スペシャル(4-2) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/07/13044-2100de.html
 

(1306) 「私」とは何か / 河合隼雄スペシャル(4-3) / 100de名著
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/07/13064-3100de.html
 


出典

中条省平(2018/6)、アルベール・カミュ『ペスト』、100de名著、NHKテキスト(NHK出版)
添付図は、この本からの転載


2018年7月24日火曜日

(1309)  仏「普遍的国民奉仕」制度(1) 若者の社会参加の側面

 
      最新投稿情報
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(K0450)  人手不足の解消 (B)テレワークの普及・拡大 <少子高齢化>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/07/k0450-b.html
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 フランス政府が先月、16~25歳を対象に導入を発表した「普遍的国民奉仕」制度は、兵舎などでの共同生活を通じて、若者の国民意識を高める狙いがある。
 
 マクロン大統領は当初、徴兵制再開を目指していたが、軍事的側面は後退した。代わって、「第1段階となる1カ月の義務奉仕で人命救助などを学び、2段階目の任意奉仕(3カ月~1年間)では国防や環境分野で活動する」制度となった。
 


 二つの側面がある。
A)   軍事的側面
B)   若者の社会参加の側面
 

 今回は、B)を中心に述べる。A)については、後日述べる。
 
 私は、素晴らしい制度だと思う。
 

(1)  対象は中学や高校を中退し、就職先がない若者

(2)  具体的には、どのようなことをするのか

(3)  兵舎生活を送る若者の言葉

 

【展開】
 
(1)  対象は中学や高校を中退し、就職先がない若者である。
===== 引用はじめ
 対象は中学や高校を中退し、就職先がない若者。半年から1年間、兵舎で規律ある生活を送り、就職に結びつけるのが目標で、定期的に希望者を募る
===== 引用おわり
 
(2)  具体的には、どのようなことをするのか
===== 引用はじめ (添付写真参照)
 「整列。気をつけ!」
 指揮官の点呼で、制服の若者たちが直立不動になった。パリ郊外、ブレティニー・シュル・オルジュ空軍基地の「志願兵」たちだ。18~25歳の約200人が兵舎で共同生活を送る。
 志願兵といっても、武器を操るわけではない。午前5時半に起床し、掃除と点呼、体力訓練を終えた後は郵便局や国鉄で見習として働く。軍の役割や人命救助法を学び、運転免許の取得もできる。衣食住は軍が支給。職場から4万円程度の月給も出る。
===== 引用おわり
 
(3)  兵舎生活を送る若者の言葉
===== 引用はじめ
 兵舎生活を送るフロリアンさん(21)は「家を出て浮浪者となり、犯罪にも手を染めた。社会を憎んでいたが、信頼できる仲間や教官と会い、自信が持てた」と話す。イスラム教徒のエリエスさん(21)は「16歳で退学し、自宅でパソコンをいじっていた。今では軍務に就くことも考えている」という。
===== 引用おわり
 


<出典>
若者の社会参加を後押し 仏「国民奉仕制度」の狙いは
産経新聞(2018/07/02)
 
フランス「軍事志願奉仕制度」で若者の社会参加を後押し
https://www.sankei.com/world/news/180701/wor1807010026-n1.html
添付写真は、このサイトから。


2018年7月23日月曜日

(1308)  心配性からの脱却

 
      最新投稿情報
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(K0449)  人手不足の解消 (A)外国人労働者の受け入れ <少子高齢化>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/07/k0449-a.html
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 心配性の人がいる。何かをしたい、何かをしようとするのだが、心配で動けなくなってしまう。失敗したらどうしょう! トラブルに巻き込まれたらどうしよう! 誰かを傷つけてしまったらどうしよう!
 

===== 引用はじめ
 けれども、ある本を読んでからはそういう心配をしないようにしました。
 その本によると、何も起こってもいないことで悩むのが「心配」だというのです。架空の映像を心の中に作り、それを見てひとりで「大変!どうしよう!」と困っているのだそうです。ごもっともな話だと思い、それから私は、まだ起こっていないことで悩むのはやめ、実際に起こったことにだけ心を割くことにしました。すると、ずいぶん気持ちが楽になりました。
===== 引用おわり
 

要点をまとめると

   起こっていないことで悩むのはやめ、
   実際に起こったことにだけ心を割く
 



 以下、引用記事の趣旨から、離れていくが、、、
 
 心配性の人に「起こっていることを悩むのは、やめなさい」と言っても、それは無理だろう。悩むことをやめると、それによって何が起こるのかわからない。悩むことをやめること自体が心配を増やす。また心配することは、心配する痛みを和らげる効果もある。「心配の循環」から抜けるのは、なかなか難しい。心配は、どんどん増殖していく。
 


 解決方法は、居直って、勇気を振り絞って、ともかく「えいや!」と行動することである。
 
 行動すると、色々な問題が発生する。問題が発生すると、それを解決するために「②実際に起こったことにだけ心を割かざるを」得なくなり、「①起こっていないことで悩む」余裕がなくなってしまう。
 
 つまり、意志で「起こっていないことで悩む」のをやめるのではなく、「起こっていないことで悩め」なくなる。結果として“架空の映像を心の中に作り、それを見てひとりで「大変!どうしよう!」と困っている”ことが起こらなくなる。
 
 何かをすれば、必ずと言っていいように、トラブルが発生する。事前に悩んだところで、そのトラブルを完全には無くせないし、予期しないトラブルも発生するものだ。心配ばかりしているのでは、良いことは起こらない。
 
 心配のサイクルから、実行のサイクルへ移ると忙しくなってくる。忙しいと、心配しなくなる。その場その場で、その時の「今」に全力を集中して取り組むから、成功確率が高くなる。
 


<出典>
学童の帰り道が心配
【原坂一郎の子育て相談】 産経新聞(2018/07/11)
 
学童保育からの帰り道が心配
https://www.sankei.com/premium/news/180715/prm1807150010-n1.html

2018年7月22日日曜日

(1307)  「明治の50冊」(11)~(20)のリスト / 「明治の50冊」

 
      最新投稿情報

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(K0448)  体を動かす認知トレーニング <脳の健康>
http://kagayakiken.blogspot.com/2018/07/k0448.html
=====
 


「明治の50冊」(11)(20)のリストを以下に示す。

上段は、私のBlogURL
下段は、新聞記事のURL
 
 

(1202)  (11) 北村透谷『楚囚之詩』 / 「明治の50冊」
http://kagayaki56.blogspot.jp/2018/04/1202-11-50.html
http://www.sankei.com/life/news/180326/lif1803260011-n1.html
 

(1210)  (12) 森鴎外「舞姫」 / 「明治の50冊」
http://kagayaki56.blogspot.jp/2018/04/1210-12-50.html
http://www.sankei.com/life/news/180402/lif1804020012-n3.html
 

(1220)  (13) 西郷隆盛「南洲翁遺訓」 / 「明治の50冊」
http://kagayaki56.blogspot.jp/2018/04/1220-13-50.html
https://www.sankei.com/life/news/180416/lif1804160011-n1.html
 

(1238)  (14) 三宅雪嶺『真善美日本人』『偽悪醜日本人』 / 「明治の50冊」
http://kagayaki56.blogspot.jp/2018/05/1238-14-50.html
http://www.sankei.com/life/news/180423/lif1804230015-n1.html
 

(1246)  (15) 幸田露伴『五重塔』 / 「明治の50冊」
http://kagayaki56.blogspot.jp/2018/05/1246-15-50.html
https://www.sankei.com/life/news/180514/lif1805140023-n1.html
 

(1255)  (16) 松原岩五郎『最暗黒の東京』 / 「明治の50冊」
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/05/1255-16-50.html
https://www.sankei.com/life/news/180521/lif1805210020-n1.html
 

(1265)  (17) 徳富蘇峰『吉田松陰』 / 「明治の50冊」
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/06/1265-17-50.html
https://www.sankei.com/life/news/180528/lif1805280014-n1.html
 

(1279)  (18) 志賀重昂『日本風景論』 / 「明治の50冊」
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/06/1279-18-50.html
https://www.sankei.com/life/news/180604/lif1806040013-n1.html
 

(1289)  (19) 内村鑑三『代表的日本人』 / 「明治の50冊」
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/07/1289-19-50.html
https://www.sankei.com/life/news/180618/lif1806180017-n1.html
 

(1303)  (20) 巖谷小波『日本昔噺』 / 「明治の50冊」
http://kagayaki56.blogspot.com/2018/07/1303-20-50.html
https://www.sankei.com/life/news/180625/lif1806250018-n1.html
 
 


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(1198)  「明治の50冊」(1)(10)のリスト / 「明治の50冊」
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