画面の説明

このブログは、左側の投稿欄と右側の情報欄とから成り立っています。

2017年10月4日水曜日

(1016) ジェネリックにしても、月30円しか安くならない?


      最新投稿情報
=====
(K0157) 「認知症者を受け入れる環境整備」(住民) / 認知症者の居場所(6) <脳の健康>
http://kagayakiken.blogspot.jp/2017/10/k01576.html
=====

 

前回(1015)のコメントで「値段の差を聞いたら月30円ですと言われました。薬によって差額は色々なのでしようね」とあった。つまり、ジェネリックにしても、そんなに安くはならない、ということになる。本当かな?

何故かをコメントの返信に書こうとしたら、やたら長くなってしまったので、新たに書くことにした。
 

(1015)に添付した表によれば、「クレストール錠2.5mg」(先発医薬品)の「薬価」は63.1であり、これに「100分の50を乗じた額」は、四捨五入すると31.6となる。これは、「ロスバスタチン錠2.5mg」(後発医薬品)の「薬価」に等しい。

下に添付した図「後発医薬品の薬価算定・改定」の「①新規収載される後発医薬品の薬価改定」に合致している。

 

 
そうすると、薬代が半分になりそうだが、実際の購入価格は、1,730→1,190円と半額にはならなかった。それは、

「調剤技術料」+「薬学管理料」+「薬剤料」+「医療材料」=「合計」

という式があって、我々が支払うのは「合計」だが、半分になるのは「薬剤料」だけだからである。
 

を開いて、上方の「薬価サーチ」に「保険薬品名を全角2字(英数3字)以上入力してください。3~4字以上の入力をおすすめします」。その上で「検索」を押せば、ご自身の薬に関する「同効薬リスト」(後発医薬品も含む)が表示される。

買った薬品名を入力してみてください。多分、後発医薬品の薬価は、先発医薬品の半分になっていると思う。

 
仰るように「値段の差は月30円」とするなら、「保険適用前の値段の差は月100円」であり、点数に換算すると、「保険適用前の点数の差は月10点」だと思う。

「領収書」と一緒に渡された「薬剤明細書」を見てください。

半額になるなとするならば、「薬剤料は、①先発医薬品なら20点、②後発医薬品なら10点」で、つじつまが合う

 

因みに、「2日間待っても良いから、無料で、ジェネリックを取り寄せてください」と言えば、買えると思う。買えなかったら、薬局に問題がありそうな気がする。

 
薬剤の値段についての知識は、そもそも私には全くなかった。インターネットで調べながら書いている。薬剤師の方(見ていらっしゃるなら)、以上で間違いがあるか・ないか、教えていただけると、ありがたいです。

0 件のコメント:

コメントを投稿