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2021年4月4日日曜日

(2294)  日本の新型コロナワクチン接種が遅いのに、何故誰も怒らないのか?

 

◆ 最新投稿情報

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(K1435)  「認知症の人の不可解な行動がわかる本」(最終回) <認知症>

http://kagayakiken.blogspot.com/2021/04/k1435.html

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新型コロナ「100人あたり 接種回数」。イスラエル(110.8)、パラオ(74.3)、チリ(55.2)、英国(53.5)、ブータン(49.7)、バーレーン(46.7)、モナコ(46.4)、米国(45.3)、モルディブ(44.8)。そして日本(0.7)。圧倒的に遅い

☆☆

 

 日本の新型コロナワクチン接種が遅いのに、何故誰も怒らないのか? 確たる証拠がある訳ではなく、「私はこう思う」レベルの意見です。

 

 先ず、(1)日本は、どの程度遅いのか? 次に、(2)何故、日本の新型コロナワクチンの接種が遅いのか? 最後に、(3)何故、誰も怒らないのか?

 

(1) 日本は、どの程度遅いのか?

 最新の「国・地域別の累計接種回数一覧」情報によれば、

https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-vaccine-status/

100人あたり 接種回数」は、7つの主要な先進国G7(ジーセブン)で比較すると、イギリス(53.5)、アメリカ(45.3)、イタリア(16.9)、ドイツ(16.6)、フランス(16) 、カナダ(15.5)、日本(0.8)と、日本は圧倒的に遅い。ワクチンがあれば救われた命もあっただろう。なお、イスラエル(110.8)である。

 

(2) 何故、日本の新型コロナワクチンの接種が遅いのか?

   日本人が、微生物兵器に対して、全く無防備だから

 微生物兵器で攻撃されたとき、素早くワクチンを開発し、接種しなければならない。その備えをしている国は早い。おそらく、イスラエルは、国防上の備えがあったので、早かったのではないか。日本を除く先進6か国も、同じ要素があるのではないか。

 勿論、日本にも「生物兵器対処に係る基本的考え方」というのがあって、「生物剤に対する予防接種等の検討」「生物剤に対する各種ワクチン等の安定的取得方策の追求」「ワクチンに係る検討会を設置」などの文字は見られるが、どの程度具体的なのだろうか?(国防上の問題なので、公開はされていないだろう)

https://www.mod.go.jp/j/approach/defense/seibutu/index.html

 

   日本人が、目の前の安全しかみていないから

 日本では、子宮頸がんワクチンの副反応が異常にまで取り上げられた。ワクチン接種を受けないリスクをゼロと見立て、受けた時のリスクばかりを話題にしている。そのため、新ワクチンの承認に当たっては、国も過剰なほどに慎重になって、的確な判断ができない状態になっている。何のリスクも無い選択肢など、ほぼあり得ない。これを理解せずに右往左往するので、合理的な解が見つからない。

 

(3) 何故、誰も怒らないのか?

 あくまで、私の個人的な意見だが、

   野党は、戦争反対が最優先

 海外からの攻撃があるという前提で、それに対するワクチンの備えをする。すると「海外からの攻撃がある」を前提にして、それにどう防戦するかを議論しなければならない。しかし、それでは防衛をどうするかという話になり、野党は避けたい。だから「海外からの攻撃がない」という非現実的な認識から全てが始まる。「ワクチンが遅い」と責め立てると、「海外からの攻撃がない」という虚構の前提が潰されるので、この問題には触れたくない。

   与党は、自首するつもりはない

 「日本のワクチン接種が遅い」などと、自分達の誤りを取り上げられると困ってしまうので、自らこの問題を取り上げることはない。

   国民は、無頓着

 「自分の命は自分で守る」という意識がないし、努力もしない。安全確保は「お上の仕事だ」と、目先のことばかり文句を言う。「ワクチンを打つリスクと打たないリスクを、どのあたりでバランスを取るか」といった課題は、考えようともしない。「日本の新型コロナワクチン接種が遅い」という発想をしない。

 

 私の、考え過ぎだろうか。

 

添付図は、

https://www.watch.impress.co.jp/docs/topic/1306919.html



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