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(K1004) 「週休3日・4日」制度で介護離職ゼロへ <介護>
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1989年、ビロード革命で体制転換が行われたチェコスロヴァキア。大統領になったのが戯曲家のヴァーツラフ・ハヴェル。ハヴェルは、自身の言葉をいかに用いて「生」を「政治」を、「芸術」を捉えていたのか☆☆
「100分de名著」 ヴァーツラフ・ハヴェル『力なき者たちの力』が、2月3日(月)から始まります。Eテレ。
放映は、 月曜日 午後 10:25~10:50
再放送は、 水曜日 午前 05:30~05:55及び 午後 00:00~00:25
講師は、阿部賢一(チェコ文学者、東京大学准教授)
<全4回のシリーズ> いずれも2月
【はじめに】 ハヴェルの言葉に秘められた「力」
第1回 3日放送/ 5日再放送
タイトル: 「嘘の生」からなる全体主義
第2回 10日放送/ 12日再放送
タイトル: 「真実の生」を求めて
第3回 17日放送/ 19日再放送
タイトル: 並行文化の可能性
第4回 24日放送/ 26日再放送
タイトル: 言葉の力
【はじめに】 ハヴェルの言葉に秘められた「力」
1989年、チェコスロヴァキアは、比較的スムーズに体制転換が行われ(ビロード革命)、大統領になったのが戯曲家のヴァーツラフ・ハヴェルでした。
共産党主導の政治体制がより深く生活に関わっていた、「絶望」的な時代にあったチェコスロヴァキアにおいて、ヴァーツラフ・ハヴェルが著した『力なき者たちの力』を読んだ人々はある思いを抱くようになったようです。もしかしたら自分にも「力」があるかもしれない。
『力なき者たちの力』では、政治が重要な主題になっています。その一方で、人の「生」すべてに関わるような、より広い意味での「政治」も、独自の観点から論じられています。たとえ「政治」を俎上に載せるとしても、文学者ハヴェルは、さまざまな場面で使われている「言葉」を取り上げ、その本質を「言葉」を通して考察し、「言葉」によって表現しています。
「文学者」としてのハヴェルが、自身の言葉をいかに用いて「生」を「政治」を、「芸術」を捉えていたのか。今回この本を読み解いていく目的は、ハヴェルを「政治家」として評価することではありません。
<出典>
阿部賢一(2020/2)、ヴァーツラフ・ハヴェル『力なき者たちの力』、100分de名著、NHKテキスト(NHK出版)
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