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2016年8月2日火曜日

(588) 「逃げ」


13歳の投稿

===== 引用 はじめ

朝の詩(ウタ)

「逃げ」

宮城県名取市
   森田 真由 13

 

逃げて怒られるのは

人間ぐらい

ほかの生き物たちは

本能で逃げないと

生きていけないのに

どうして人は

 

「逃げてはいけない」

 

なんて答えに

たどりついたのだろう

 

(選者 新川和江)

­­­===== 引用 おわり

産経新聞 (2016/7/22)

 

あなたは、どう思いますか ?

 

私は、真剣に考えました !

 

 

 

 

(1)   「逃げて怒られる」ということは、
    何も言われないと逃げるということ
    人間は、ほかの生き物たちと同じ

「逃げて怒られる」ということは、
怒られたら逃げないこともあるということ
  人間は、ほかの生き物たちと違う


(2)   人間は、本能のままに生きることもあるし、
人間は、本能に逆らって生きることもある

人間は二通りの生き方ができるが、
ほかの生き物たちは本能のままにしか生きられない

 
(3)   本能のままに生きる方がよいこともあり、
本能に逆らって生きる方がよいこともある

選択できるのが、人間の特権

 
(4)   本能のままに生きるのに、意思は要らない
本能に逆らって生きるのに、意思が要る

人間には、意思があるが、
ほかの生き物たちには、意思がない

 
(5)   「逃げてはいけない」と言われて逃げないときは、
    自分の中から湧き起こる意思がない

  「逃げたくない」と思って逃げないときは、
    自分の中から湧き起こる意思がある

 
(6)   自分の中から湧き起こる意思がないのに
 
逃げないときは、
    辛くて、苦しみがある

  自分の中から湧き起こる意思があって
    逃げないときは、
    辛くても、喜びがある
    希望があるからだ
 

(7)   「逃げてはいけない」と納得したとき、
「逃げたくない」と思ったとき、

苦しみは、喜びに変わる。たとえ、辛くても

 
  本能に逆らうとき、辛さはある
  人間もまた、生き物だから

 

(8)   言われて逃げないのではない

逃げない私なのだ
  希望と誇りとがある

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