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2016年6月26日日曜日

(551)  「女の一生」(ギ・ド・モーパッサン)


 6/22 22:00- BS朝日 放映済 「あらすじ名作劇場」

 

「女の一生」(ギ・ド・モーパッサン)のあらすじ

===== 引用 はじめ

修道院を出て両親と共にレ・プープルの屋敷で暮らし始めた17歳の少女ジャンヌは、美しく素晴らしい人生が自分の前にあると心躍らせ、美青年ジュリアン子爵と結婚する。だが結婚すると夫はジャンヌに対する愛情を無くし、金に執着するようになる。夫はジャンヌの乳姉弟のロザリや、友人のフルヴィル伯爵の妻とも関係を持ち、さらにジャンヌの母もかつて父の友人と不倫関係にあったことを知り、ジャンヌは人生に対する希望を失っていく。妻の不倫を知ったフルヴィル伯爵は、ジュリアンと伯爵夫人が逢瀬している移動小屋を斜面から突き落とし、二人は死ぬ。

 
未亡人になったジャンヌは息子ポールを溺愛するが、ポールは外国で女と暮らし、金の無心にしか手紙をよこさなくなる。両親も死に、ひとりきりになったジャンヌの元に、屋敷を追い出されたロザリが戻ってくる。ロザリの助力でジャンヌは財産を整理し、屋敷を売って小さい家に移り住む。やがて、ポールから、恋人が子供を産んで死にそうだと手紙が来る。ロザリはポールの元に行き、女の子の赤ん坊を連れて戻り、明日ポールも帰ってくるとジャンヌに告げる。

===== 引用おわり
Wikipedia 『女の一生 (ギ・ド・モーパッサン)

 
 以下は、番組の紹介ではなく、私が調べたこと。
 

 モーパッサンは、自然主義文学の代表的な作家であり、日本の文学界に大きな影響を与えた。

===== 引用はじめ

上田敏が所持していた英訳本を、独歩や花袋が借り受けて翻訳を試みたあたりから、日本の文壇におけるモーパッサンの一種の流行が始まり、自然主義文学との関連でしきりに論じられた後、いわば広く浸透して、殊更に論じられることは少なくなってゆくまで、すなわち明治30年代から大正時代に文壇に活躍した作家達は、多かれ少なかれモーパッサンを読んだし、賛同したり反発したり、あるいは翻訳して小銭を稼いだりした。

===== 引用おわり

 
 
 自然主義文学者としてのモーパッサン

===== 引用はじめ

… どちらかといえば想像力はさほど豊かでなく、また社会小説を書くに必要な構成力も持っていなかったモーパッサンの描く世界は大体において彼が実際に生きてきた環境に限られていた。

 モーパッサンが生きていた文学的環境はすでにレアリスムの色彩が濃厚になっていたし、また、人間としての彼も、どちらかといえば冷徹なレアリストであった。

===== 引用おわり
http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Kouen/8951/maupassant.html
 

この小説は、モーパッサンの母をモデルにしたらしい。
 田山花袋の『蒲団』は、大きな影響を受けた。

 
===== 引用はじめ

そして島崎藤村の『破戒』(1906年)や田山花袋(1907年)の『蒲団』が自然主義文学の支柱を成した。花袋は、『露骨なる描写』を発表し、自分の作品を貫く論理を明らかにしようとした。
 しかし、『蒲団』の衝撃は大きく、これによって自然主義とは現実を赤裸々に描くものと解釈され、ゾラの小説に見られた客観性や構成力は失われ、変質してしまった。

==== 引用おわり
Wikipedia 『自然主義文学』

 
 このようにして、日本の自然主義文学は、私小説の方向に大きく引っ張られた。

 

次回「あらすじ名作劇場」は、629日(水)放送】22:00~)

「若きウェルテルの悩み」(ゲーテ)

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