【 正解 ・ その場の正解 ・ 相手の正解 】 状況を確認しながら、バランスを取って決めれば、それが最善と思われる「その場の正解」。相手の正解を見つけられれば、それが「相手の正解」。「その場の正解」と「相手の正解」は必ずしも一致しない。
※ 前回からの続き
正解はあるのかと考えると、6つあるようです。
(1) 正解はない
(2) 全てが正解だ
(3) 最善と思われる正解はある
(4) それが正解だとは言い切れない
(5) 平均値が正解ではない
(6) 正解よりも大切にしたいものがある
お葬式に供える供花をきっかけに、考えをめぐらしています。
(3)
最善と思われる正解はある
「お葬式に供える供花を手配する際は、花屋、または葬儀社に依頼することになります。葬儀社に依頼する場合は、まず葬儀会場に連絡して担当している葬儀社を確認し、その後、直接その葬儀社へ連絡します。」
真っ先に手配するのではなく、少し遅れ気味に手配することになれば、ご親族をはじめ、他の方々の手配の様子がわかります。その情報と自分の立ち位置、付き合いの深さなど相手との関係性を加味して選べば、少なくとも場違いは避けられると思います。
状況を確認しながら、バランスをとります。おそらくこれが、その場で受け入れやすい最善の正解だと思います。
(4) それが正解だとは言い切れない
上記は最善とおもわれるが、それを正解と言ってよいかは分かりません。「安すぎると失礼かと思うし、高すぎるとご遺族に気を遣わせてしまう恐れがあります」という最初に戻ってみます。
もしかしたら、遺族は全ての供花が安っぽいと不満を感じるかもしれませんし、全ての供花が高すぎると、ひどく恐縮しているかもしれません。もしもそうなら、これを正解とは言えません。
相手を無視して正解は決められません。
名前をつけてみました。
(1)
正解はない … 「彼らの正解」
(2)
全てが正解だ … 「私の正解」
(3) 最善と思われる正解はある … 「その場の正解」
(4) それが正解だとは言い切れない … 「相手の正解」
<参考URL> (写真も拝借)
お葬式に供える供花の手配やマナーと相場
<出典> なし
※ 次回に続く
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