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2020年1月17日金曜日

(1850)  呉兢『貞観政要』(3-1) / 100分de名著

 
◆ 最新投稿情報
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(K0991)  ユマニチュードで変化 <認知症>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/01/k0991.html
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☆☆
共通テクストがひとつもなかったら会話は通じない。共通テクストが見つかると、一気に親密になる。私(=藤波)は過去を振り返り、納得。さらに、共通のテクストを介すると話が具体的になって腹落ちしやすくなる
☆☆
 
第3回  20日放送/ 22日再放送
  タイトル: チームの力を鍛える
 
【テキストの項目】

(1)   一人で行う判断には限界がある
(2)   リーダーは魚、フォロワーは水
(3)  『貞観政要』に学ぶ諫言の技術
(4)   共通テクストを見つけよう
(5)   ダイバーシティの重要性
 
(6)   少数だから精鋭になる
(7)   どっしり構えるのも重要な仕事
(8)   適材適所は難しくない
(9)   信頼されるから結果が出る
 
【展開】
(1)  一人で行う判断には限界がある
 皇帝には絶対的な権力があります。しかし太宗は、「皇帝といえども、能力的には決してオールマイティではない」ということをよく理解していました。本当に大事なことだけを自分で決めて、それ以外のことは専門家に任せ、託し、委ねたほうが得策であると考えるのです。
 
(2)   リーダーは魚、フォロワーは水
 リーダーがまず胸襟を開いて部下たちに協力を求める。部下たちはその信頼に応えて自分の能力を思い切り発揮する。強いチームはこうやってつくられるのです。
 
(3)  『貞観政要』に学ぶ諫言の技術
 総論で納得してもらい、そのあとは三段論法で自分の提言に同意してもらう。お互いが知っている過去の事例や他人の話から始めて、まず総論で「そうだね」と言わせるのです。共通の土台をつくる。その上で、現在に話を転じ、伝えたいことを伝えていきます、
 
(4)   共通テクストを見つけよう
 コミュニケーションというものは、突き詰めて言えば、すべて共通のテクストの存在によって成り立っています。本に限らず、共通の趣味でも、好きな映画でもいい。とにかく他者とコミュニケーションを図るには、まずお互いの共通項は何かを探すことが大切なのです。
 
(5)   ダイバーシティの重要性
 諫言は一人ではなく複数で行うとよい。諫言する人はいろいろいた方がいい。ダイバーシティ(多様性)が重要だということです。なお、チームはダイバーシティに富んでいるのが望ましいですが、フォロワー同士は協力することが大事です。
 
 以下は、後日書きます。
(6)   少数だから精鋭になる
(7)   どっしり構えるのも重要な仕事
(8)   適材適所は難しくない
(9)   信頼されるから結果が出る
 
<出典>
出口治明(2020/1)、呉兢『貞観政要』、100de名著、NHKテキスト(NHK出版)

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