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2020年1月31日金曜日

(1864)  日本を発信(10)  To Keep China at Bay, Int’l Community Must Shore Up Taiwan’s Democracy and Economy

中国をくい止めるため、国際社会は台湾の民主主義と経済を支えるべきだ


      最新投稿情報


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(K1005) 名医が「答えられない」と悩む認知症患者の問い <認知症>
http://kagayakiken.blogspot.com/2020/01/k1005.html
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独立路線を強めていくだろう蔡総統。攻撃的で威圧的な北京の行動には対抗措置を取らねばならない。「それは台湾で終わらないから」。対立激化している香港「一国二制度」、尖閣諸島に侵入し続ける中国公船。同じだ
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 台湾では、今月11日に投開票が行われた総統選挙で現職の蔡英文総統が再選された。台湾に、「一つの中国」を主張する中国は、果たしてどんな手を打ってくるのか-。そして国際社会は、それにどう対処していくべきなのか-。
 
A)   在沖縄米軍海兵隊外交政策部次長を務めた政治学者のロバート・D・エルドリッヂ氏
B)   米研究所「グローバル・タイワン・インスティテュート」のラッセル・シャオ執行長
C)   デイビッド・ヘルビー米国防次官補代理
 

【展開】

A)   在沖縄米軍海兵隊外交政策部次長を務めた政治学者のロバート・D・エルドリッヂ氏
  蔡総統が歴史的な大勝を果たした最大要因は、「自分たちが中国人ではなく、台湾人であると覚醒したことが大きい」
   さらに、中国の言う「一国二制度」は香港に対立激化をもたらし、台湾人たちに「今日の香港は、明日の台湾だ」という認識が生まれたことが、勝因だ
   民主主義を守るには、外交、防衛、経済を頂点とした「協力の三角形」という概念が重要である。その中でも、中国からの圧力に対抗するため、台湾の経済を支えていくことがまず大切である
   具体的には、日本などの国々が台湾との自由貿易協定(FTA)を締結することで、中国市場から締め出された台湾を中国以外の世界市場に組み込み、経済面で中国からの依存度を下げよう
 
B)   米研究所「グローバル・タイワン・インスティテュート」のラッセル・シャオ執行長
  ①北京からの一層強硬な圧力②蔡総統の政治力の弱体化-という2つの概念を提示。日米、東南アジア諸国からのより大きな国際的支援が必要だ
  未来については、… もし、北京が蔡総統との関係構築を避けるのなら、米国や日本などの懸念を有する国々が、攻撃的で威圧的な北京の行動への対抗措置を取るか否かにかかってくる。なぜなら、それは台湾で終わらないからだ
 
C)   デイビッド・ヘルビー米国防次官補代理
  台湾海峡の平和と安全が(日米同盟にとって)長年にわたる共通の戦略目標だった
  次の4年間は、日米同盟が将来、太平洋地域の脅威に対処できるのかが、試されることになるだろう(シャオ氏)
 


<出典>
  原文 英語
To Keep China at Bay, Int’l Community Must Shore Up Taiwan’s Democracy and Economy
http://japan-forward.com/to-keep-china-at-bay-intl-community-must-shore-up-taiwans-democracy-and-economy/
 
  新聞記事
アジアで起きること
【JAPAN Forward 日本を発信】 産経新聞(2020/01/27)
https://www.sankei.com/column/news/200127/clm2001270006-n1.html
 
<前回>
 (1846)  日本を発信(9)  ‘Wa’ — Harmony — is Shoko Kanazawa’s 1st Reiwa New Year Kanji for JAPAN Forward Readers
http://kagayaki56.blogspot.com/2020/01/1846-8-wa-harmony-is-shoko-kanazawas.html

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