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2019年2月17日日曜日

(1515)  コミュニケーションを前提としたルールづくり

 
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(K0656)  個人Blog 2月上旬リスト <サイト紹介>
http://kagayakiken.blogspot.com/2019/02/k0656-blog.html
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 Facebook友だちの木南 武志さんが、興味深い投稿をされました。コメントが長くなるので、ここで書きます。
 
===== 引用はじめ
 横断歩道を渡ろうとしている歩行者がいれば、ドライバーは歩行者を優先しなければ違反となります。これ、ちょっと疑問なんです。
 ドライバーが止まっても、反対車線のドライバーが止まらなければ渡れず、止まったドライバーに対して申し訳ない。私が歩行者なら、「止まってないでさっさと通過してよ、自分のタイミングで気兼ねなく渡るから」って思うタイプなので、ドライバーとして停止することに正直なところ違和感があります。しかしそれこそが違反なわけです。
===== 引用おわり
 
 そこで、提案されています。
 
===== 引用はじめ
 「歩行者が手をあげたら、車は絶対止まれ。」というルール、どうでしょう。これはさすがに止まります。止まらなければ免許取消でもいいです。
===== 引用おわり
 


 基本的に賛成です。今のルールのどこがいけないか。
 
 「コミュニケーションを前提としないルール」になっているのが、おかしいのです。「歩行者が(手をあげて渡りたいので止まってほしいという)意思表示をし、それを受けてドライバーが停止する」というのが正しいルールの作り方で、前半を省略してしまってはいけないと思います。
 
 
 一方、ご提案のルールで、二つ難しいことがあるかなと思いました。

 
(1) ルールは、必ず従わない人がいる、という事実

 「歩行者が手をあげたら、車は絶対止まれ。」というルールがあっても、それを守らない人が絶対いるという事実です。「歩行者が手をあげたら、車は絶対止まってくれる」と思い込んで横断歩道を渡りはじめたり、「渡るとき歩行者は絶対手をあげるはずだ」と思い込んで減速を怠ったりすると、大事故になりかねません。
 「交通マナー」に関するアンケート調査の設問で「信号機のない横断歩道で歩行者が渡ろうとしているのに一時停止しないクルマが多い」との回答が約86%にものぼりました。 ―― この逆、「止まってくれる車」は86%ぐらいが、現実的には、ちょうどよさそうな気がします。ずっと止まってくれる経験ばかりしていると、ルール違反する車がいることを忘れてしまうからです。無法者がいるということを忘れないために、14%は必要悪かなと思います。
 

(2) 障がい者配慮

 最近の傾向を見ると「では、手をあげられない障害者は、道路を横断するなということか」という声も出てきそうな気がします。考えねばなりませんが、そのために大多数の人に利益になるルールを作ってはいけないと言うなら、それもおかしいと思います。


以下、御参考

===== 引用はじめ
 ドライバーは、常に歩行者が安全に横断歩道を渡れるように保護しなければなりません。道路交通法第38条第六節の二「横断歩行者等の保護のための通行方法」には、
 歩行者の有無を確認できなければ、横断歩道の停止位置で止まれるような速度で進行する。
 横断しようとしている、あるいは横断中の歩行者や自転車がいるときは必ず一時停止をする。
 横断歩道内およびその手前30mは追い越しや追い抜きが禁止。
などが規定され、横断歩道を渡ろうとする歩行者がいる場合、ドライバーは横断歩道の直前でクルマを一時停止させ、通行を妨げないよう義務付けています。横断歩道を渡るのに時間がかかってしまう高齢者や幼い子供も、もちろん例外ではありません。違反者には反則金や違反点数が科せられます。
===== 引用おわり
「信号機のない横断歩道での交通ルールとは?」(JAF)
http://qa.jaf.or.jp/accident/rule/04.htm

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